「じゅうようでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく」
(@_@)
ひらがなの方が難しい~!こともある、と感じた徳永です。
こんにちは◎
「じゅうようでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく」
を漢字にすると、
「重要伝統的建造物群保存地区」
です。
今日は、「重要伝統的建造物群保存地区」に関するイベント「町並み保存in内子 シンポジウム2013」のお知らせ☆
!(^^)!
うん、漢字の方が意味が分かりやすいですねぇ~☆
漢字に感謝感謝(*^^*)
しかし、長い名前ですね。
そんな、覚えきれないという人に耳より情報!
略して「伝建地区(でんけんちく)」と言ってもいいそう。
略語に感謝感謝(*^^*)
そして名前を聞くと、凄いものそう!
・・・
・・・と、思いきや。全国に41道府県82市町村102地区もあるんだって!!!
多いですね◎
”重要”って付いているのに、多いですねぇ~。
実は、すごく身近な文化財なのです(^_^.)(重要なのには変わりありませんよ。)
みなさんのお住まいの地域(東京を除く)にも、あるみたいですよ!
さてさて。
愛媛県でいうと、昭和57年に内子町八日市護国地区が初めて指定されました。
正式名は、
「うちこちょうようかいちごこくでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく」
ではなくて(笑)漢字で書きましょう。
「内子町八日市護国伝統的建造物群保存地区」ですね。(うふふ)
そして、豆知識ならぬ、小豆知識っ!
内子の伝建地区は東京ドーム0.7個分の大きさらしい!!!
(って、よく分からないですね。笑。小豆知識すみません。)
伝建地区に指定されたこちらの地域住民たちは、生活と共に、保存地区が存在しています。
まさに、”身近”の極みですね。
住民たちが生活を張って、守ってきた町並みがここにはあるのです。
なかでも有名な建物は、本芳我家と上芳我家です!(いずれも重要文化財)
こちらの漆喰と肌色の壁が特徴的な本芳我家は、現在でも人が住んでいるようです。
かつて木蝋生産で財をなしていた豪商の家で、しっかりした建物だということが素人の私にも伝わってきます。
こういった素晴らしい建物が残っているだけでなく、当時の生業も受け継がれています。
藁(わら)を利用した手作りの商品を販売しているこちらのお店は、当時の方法を受け継いでいます。
「面白いんだよ~!」と言いながら、一生懸命に制作しておられました(^0^)/
また、ちょっとしたところにも、先人たちの生活の知恵が残されています◎
こちらは、「床机(しょうぎ)」といいます。
使わないときは、折りたためる腰掛イスです)^o^(
昔の人々は、ここで、世間話でもしてのんびりしていたんでしょうねぇ~♪
もちろんいまでも使えますが、のんびり世間話をしている景色は減ってきているかもしれません。
* * * * *
今回のイベント「町並み保存in内子 シンポジウム2013」では、内子の町並みを「守る」「暮らす」「活かす」ことをみなさんと一緒に再度考えたいそうです。
現在、来訪者が減ってきていて、保存地区に住んでいる人が高齢化し、経済効果も高まっていないようです。
さまざまな課題に対して、2日間をかけて、じっくり向き合うことができるイベントです。
記念講演Ⅰに、京町家を再生した景観コンサルタントでもあるNPO法人篪庵(ちいおり)トラスト理事長のアレックス・カー氏、
記念講演Ⅱには、専門が都市計画、都市保全計画や都市景観計画などの東京大学副学長西村幸夫氏を迎えています。
お二人から学んだのち、パネルディスカッションやフィールドワークを通して、さらに町並み保存についての考察を深めることができます◎
フィールドワークでは、内子の町並みはもちろん、石畳清流園や、お山の学校ながたも見学ができます!
生活に身近な文化財だからこそ、みなさんにとっても他人事ではない場所かもしれません。
どうぞ、参加してみてください~(^_^)/
会場は、内子座です☆
◆お申込み→八日市・護国町並み保存センター
詳しくは、チラシをご覧ください☆