先日、新聞を見ていると、地産地消の関連記事に「フードマイレージ」なる言葉をはじめて目にした。
もともとはイギリスの消費者運動家ティム・ラング氏が提唱したものらしく、基本的には「食料品は地産地消がのぞましい」という考え方にもとづいたものである。
この言葉、直訳すると「food=食べ物」「mileage=輸送距離」ということだが、農林水産省の関連HPで調べてみたところ、このフードマイレージは「輸入食料の量×輸入にかかる移動距離」という計算式で算出されるようで、フードマイレージが大きければ大きいほど食糧自給率などが低く、食べ物に対して「贅」をつくしているといえそうだ。
また、そこには各国のフードマイレージの2001年のデータが紹介されているのだが、それを見てみると「日本のフードマイレージは、2位の韓国の約3倍の差をつけるほどのぶっちぎりの世界一である」ことが載っていた。
この調査結果は日本の食料自給率が低い(約40%)のが原因だと思われるが、この値が高いということはそれだけ膨大な食料を日本に運ぶためのエネルギーを消費しているともいえ、環境に負荷をかけているともいえるようだ。
「地産地消」の魅力には、新鮮、安全、自国の産業保護などがあるが、「環境に優しい」ということもその一つの魅力なのだろう。
消費者の側として、スーパーなどで食料品を購入する際に、どうしても価格だけを気にしてしまいがちだが、ちょっと立ち止まって「地産地消」についても意識してみようと思った次第である。
通常のマイレージはためるとさまざまなサービスの恩恵を受けることが出来るが、このマイレージはなるべくためないようにしたいものだ。
(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)
現在、当センターに派遣されている関係で松山市に住んでいることもあり、せっかく松山市に住んでいるのだから、なるべく松山の観光地やイベントについては見ておこうと思い、ライトアップされた夜の松山城を散歩してみることにした。
筆者が中学生のときに、一度だけだが夜の松山城には行ったことがあり、そのときは門のところまでしか入ることができなかった記憶があったのだが、先日訪れた際には門はおろか天守閣の手前の本丸広場まで入ることができ、夜の松山市街地を一望できた(現在は夜9時までは入場が出来るが、天守閣は午後5時まで入場可)。

※松山城のライトアップ

※松山城からの松山市街地の夜景
さて、筆者の出向元である宇和島市にも、現存12天守のひとつ宇和島城があるのだが、宇和島城は夏季のみ夕方の6時30分まで入場することができる(天守閣は午後4時30分まで入場可)が、夜は城山公園にも入ることはできないため、残念ながらライトアップされた宇和島城の天守閣を間近に見ることはできない。
ほかの現存12天守となっているお城についても簡単に調べてみたところ、天守内への夜間入場を実施しているところはないようであるが、松山城のように公園は夜間まで入場できるところや、公園については24時間入場可能なところもある(弘前城、高知城、丸亀城など)一方で、宇和島城のように公園も夜間の入場不可のところもある(姫路城など)。
天守や公園を含め、夜間の入場を許可していないのは、城内施設に展示物を設置しているところが多く、文化財を夜に一般公開するのには大変勇気がいることであり、公園を含めて防火、防犯などのさまざまな管理責任を果たしにくいという、「文化財保護」の面が最大の理由だと思われる。
ただ、文化財保護行政について何もしらない素人の無責任な発想で申し訳ないが、せめて年に1度くらいはお城の天守から「夜の町並み」を眺めることができてもいいのではないかなあと、夜の松山城公園を歩きながらふと思った次第である。
※追記(9/19)
松山城では「月見の宴」という夜の天守に入れるイベントがあります。
(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)
8月11日(土)、NPO法人Eyesが主催する「えひめ仕掛け人を巡るツアー」に参加しました。
このツアーは、ジョブカフェ愛Work(愛媛県若年者就職支援センター)の委託事業で、ツアーを主催するNPO法人Eyesは、「志溢れる若者を育み、チャレンジする愛媛を創ります」を理念として、大学生を中心とした若者のインターンシップ仲介及びコーディネート、就業支援、地域課題解決に資する若者参画のプロジェクトの設計、若者を対象とした情報発信といった、若者の起業や就職支援を目的としたNPO法人です。
なお、代表理事をつとめられる 横山 史 さんについては、当センターが発行する雑誌「舞たうん87号」の「トークナウ」のコーナーでご紹介していますので、参考までにご紹介しておきます。また、横山さんのブログもありますのであわせてどうぞ。
さて、このツアーは8月11日と12日の両日にわたって行われたのですが、参加した研究員の個人的な都合により11日のみの参加となりました。
ツアーの参加者層としては、やはり愛媛大学、松山大学の学生さんが多かったようですが、夏休みの帰省にあわせて東京や京都、名古屋から参加した学生さんもおられ、「就職」や「自己のキャリアアップ」をという学生さんの意識の高さをうかがうことができました。
このツアーでは、最初にスタッフの方からツアーの趣旨などの説明を受けたのち、バスの車内で県産品でつくったコンビニ商品を昼食にとりながら、くじびきで席に座った隣同士の「他己紹介」を行いながら、途中、休憩もしつつ、バスガイドをつとめた学生さんの素敵な名ガイドぶりを披露していただきながら、一路、見学先である今治市へ向かいました。
※ツアーバス(左)とバスの車内(右)
今治市では、愛媛を代表する産業の一つであるタオル産業ですが、近年中国をはじめとする海外資本に苦戦を強いられている中で、独自の商品開発や販売戦略で順調に利益をあげ活躍されている株式会社オリムさんの製造工程を見学しました。
※㈱オリム外観(左)と平林社長(右)
※製造工程の見学の様子
※今年度の目標を工場に掲示されていました(民間企業では当たり前ですが)。
※見学の記念にタオルを頂戴いたしました。
※お顔をさっとふき取る「布輝取」(こちらは購入)。
その後、財団法人今治地域地場産業振興センターへ向かい、植松常務理事から今治地域の地場産業活性化の取り組みをうかがったのちに、株式会社オリムの平林社長とともに、タオル素材をつかった新商品開発に関するワークショップを行いました。
※(財)今治地域地場産業振興センター外観
※センター内で今治地域の物産品も販売しています。
※ワークショップの様子。工場見学ののち、班別で新商品のアイディアを出し合いました。果たしてオリムの平林社長のおめがねにかなうアイディアはあったのでしょうか!? 今後に注目です。
ワークショップ終了後、バスで松山までもどり、夜には学生と社会人による大交流会が行われ、会場となっている道後山の手ホテルへ。この日に集まった社会人の方は、会社の起業を考えておられる方、企業の取締役をされている方が多く、学生さんたちも日中のツアーも含めて、たいへん刺激を受けた交流会だったのではないでしょうか。
※会場の山の手ホテル(左)と交流会の様子(右)
2日目は道後地区のフィールドワークと、松山三越に出来たフットサルパークの記念イベントの参加、若松進一さんの講演会、愛媛FCに関するワークショップなどが行われたようで、参加者は充実した2日間をすごされたようです。なお2日目の一部の様子は若松進一さんのブログでも紹介されています。
さて、これは余談ですが、夜の交流会の際に、多くの方と名刺交換をさせていただいたのですが、その中に、
「いつも『研究員ブログ』を見ていて、お気に入りにも登録しています。」
とおっしゃられた方がおられ、まさかこんなところで「研究員ブログ」の読者にお会いするとはという驚きとともに、まじめに更新しなければと恐縮した次第です。
このツアーに関するお問合せ先は、NPO法人Eyes(089-908-6230)まで。聞くところによると、第2弾のツアーも企画しているとのこと。興味のある方はぜひ。
(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)
先週、フジテレビ系の番組ザ・ベストハウス123を見ていると「一度は降りてみたい!日本の美しい無人駅BEST3」が紹介されていました。なんと第2位に私の地元、下灘駅が紹介されたのです。
この下灘駅ですが、青春18キップにも再々登場し、鉄道ファンにはかなり有名な駅になっています。高校時代、松山に通学するためこの下灘駅を利用していた私にとって自慢できる地域の宝物なのです。
さて、この下灘駅はテレビドラマやCM等のロケ地として有名になっていますが、双海町の夕日によるまちづくりの最初の一歩を踏み出した場所でもあります。22年前に、海岸線を走る予讃線が 山間部を走る内山線の開通により、駅の利用客が減ると廃線になるのではないかとの危機感から当時産業課の若松進一さんらの手によって駅のプラットフォームを会場としたコンサートが行われたのです。それ以来、夕日が主役のコンサートとして県内外に知れ渡り、プロとアマのミュージシャンが夕日に染められた伊予灘を背に熱唱します。観客までの距離も近く、会場が一体となって最後の「双海恋歌」の歌い上げます。
先般、伊予市双海地域事務所を訪れた際に、愛媛県まちづくり総合センター(えひめ地域政策研究センターの前身)に出向されていた伊予市職員の大谷さんにお会いしました。大谷さんはその晩開催される夕焼プラットホームコンサートの実行委員会の準備をされており、アマチュアバンド2組を実行委員会で選出されるとのことでした。チラシができたら送付して欲しいとお願いしていたところ、早速チラシが届きましたのでこのブログを通して皆さんにご紹介します。
今年のプロゲストは「グックル」。優しく包み込むピアノサウンドと透き通る歌声が特徴の2人組です。聞く人の「心のよりどころ」をテーマに活動している彼らが、しずむ夕日とどんなコラボレーションをしてくれるのか楽しみです。
会場周辺には、駐車場が少ないので、JRを利用して来られるのがよいかと思います。詳しくは下記のチラシをご覧ください。
(文責 まちづくり活動部門 研究員 松本 宏)
今年5月に愛媛県とコンビニ大手の(株)ファミリーマートさんとが「県産品の販路拡大等に係る協力協定」を締結し、その一環として両者が共同開発した商品が8月7日より販売されることになりましたので、食事を兼ねて「ものは試しに」ということで研究員で購入して試食してみました。
この協力協定締結に関する経緯や内容については、コチラを参照してください。
今回、共同開発された商品は以下の3品です。
1.手巻きおむすびからし菜(118円税込)
お米は愛媛県のお米「愛のゆめ」を100%使用しています。
2.焼き鳥丼(530円税込)
お米は愛媛県のお米「愛のゆめ」を100%使用し、鶏肉は愛媛県の銘柄鶏「九王鶏」です。
3.たまねぎサラダ(190円税込)
レタスの上に愛媛県産のたまねぎをスライスしたものがトッピングされています。
試食してみましたが、3品ともなかなかのお味でした。個人的には「たまねぎサラダ」が一番お気に入りです。この3つの商品は8月20日までの四国限定発売だそうです。みなさんもお試しあれ。また秋には新作が登場するということだそうです。秋が待ち遠しいですね。
この商品についてはファミリーマートHPまで。
(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)