山内 満子さん

NO,3
山内 満子やまうち みちこさん

遊子漁業協同組合女性部長
愛媛県漁協女性部連合会 副会長
宇和島ブロック漁協女性部連絡協議会 会長
四国B級グルメ連携協議会 幹事

結婚を機に遊子へ。
遊子漁業協同組合女性部へ所属し、海を美しくする運動などを展開するも活動はしだいに減少傾向となり、平成20年5月より新生女性部を再スタート。
浜辺で遊ぶ子供たちの笑顔と活気あふれる遊子を再生することを目指し活動している。

Q1遊子漁業協同組合女性部について

遊子漁業協同組合女性部は、昭和30年3月に発足以来、漁業再建への取組みを進めるとともに、海を美しくする運動を展開、昭和50年には合成洗剤追放運動を開始しました。

しかし、長引く不況の中で部員数も減少し、やる気のある者だけで活動を継続しようと平成20年5月より新生女性部として再スタートしました。
現在、30名の部員が「食品開発部会」、「石けん部会」、「海藻部会」、「真珠加工部会」に分かれ活動しています。「海を守る活動」や「魚食普及活動」など、従来より取り組んできた内容は継続するとともに、遊子の郷土料理や特産物を利用した加工品の開発など新たな取り組みを展開してきました。

Q2現在の活動について

活動を展開していくうちに、「遊子の知名度が低い」という課題が浮き彫りとなったことから、試行錯誤の末、「遊子の台所プロジェクト」を実施することとなりました。

「遊子の台所プロジェクト」とは、産地から直接消費地に出向き、対面販売をすることにより消費者の嗜好や動向の把握、養殖魚のイメージアップ等を行うとともに、「遊子ブランド」のPRのため、加熱調理器具や冷凍冷蔵庫等を装備した移動販売車(キッチンカー)を配備し、県内はもとより県外のイベント等も視野に入れた販売活動のことを言います。

現在、稼働日数や売上、知名度も着実に伸びており、農林水産大臣賞をはじめ数々の賞を受賞させていただきました。

Q3これからの取組みについて

遊子漁業協同組合女性部としては、将来的には、「遊子」という地名のとおり、浜辺で遊ぶ子供たちの笑顔と活気あふれる遊子を再生したいと考えています。
そして、地域の活性化に繋げるために引き続き活動を展開していきたいと考えています。