研究員ブログ

公民館報コンクール審査会

8月9日(木)、愛媛県公民館連合会主催(愛媛新聞社共催)の公民館報コンクールの審査会が県庁第二別館第3会議室で行われ、愛媛県公民館連合会から審査会のオブザーバーとして出席依頼がありましたので、谷本研究員が参加しました。

この公民館報コンクールは、愛媛県公民館連合会が昭和53年度より毎年実施しているもので、コミュニティづくりなど公民館活動推進の施策として多大な役割を果たしている公民館報の企画、編集及び記事等について、広報技術の向上を図り、優れた作品を推奨することを通して、県内の公民館活動の推進を図ることを目的に開催されています。

この日の審査会では、県内の公民館から応募のあった合計42点の公民館だよりのうち、第1部(毎月発行している公民館だより)と第2部(年3回以上発行している公民館だより)の2部門にわけて審査が行われました。

審査会の様子

※審査会の様子

応募作品はどの作品も力作ぞろいで、審査員のみなさんの評価も分かれるなど、かなり審査が難航していましたが、今年の評価としては「①見やすさ、②親しみやすさ、③今後のお知らせがあるかどうか、④編集後記があるかどうか、⑤手作り感があるか」といったところを重視していたようです。 

さて、そんな激戦のコンクールの中、受賞した公民館は以下のとおりです。

第1部(毎月発行する公民館だより)

最優秀 かみすがい たいむす(大洲市上須戒公民館)

優秀 月刊館報かみなだ(伊予市上灘地区公民館)

優秀 五十崎自治センターだより(内子町五十崎自治センター) 

佳作 公民館報「せき川」(四国中央市関川公民館)

佳作 うきしま(新居浜市浮島公民館)

佳作 神拝公民館だより(西条市神拝公民館)

佳作 くにやす(西条市国安公民館)

佳作 内子自治センターだより(内子自治センター)

 

第2部(年3回以上発行する公民館だより)

最優秀 ゆすたいむす(宇和島市遊子公民館)

優秀 ポートタウン三崎(伊方町三崎公民館)

優秀 三島公民館だより(鬼北町三島公民館)

佳作 館報「ほうじょう」(松山市北条公民館)

佳作 河野公民館だより・かわら版(松山市河野公民館)

佳作 粟井公民館だより(松山市粟井公民館) 

 

審査員のひとりである愛媛新聞社事業局次長の三瀬氏は、「公民館だよりをじっくりと眺めることがはじめてで、たいへん興味をもって審査させていただいた。公民館だよりは地域の情報誌であり、地域づくりに欠かせないものなのだということがよくわかり、どの公民館もたいへん力作ぞろいだった」との総括評価を述べられていました。

なお、この日受賞した公民館は10月に開催される愛媛県公民館研究大会で表彰されるそうです。受賞された公民館関係者のみなさん、おめでとうございます。 また惜しくも受賞を逃した公民館関係者のみなさん、来年もぜひ応募してみてください。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)

街道灯篭祭り 天涯の道をゆく

7月26日付けの官報に告示され、正式に文化庁から宇和島市遊子地区にある「遊子水荷浦の段畑(だんばた)」が全国で3例目、四国でははじめての重要文化的景観に選定されました。

この重要文化的景観とは、平成16年改正(施行は平成17年4月1日)の文化財保護法によって生まれた重要文化財のひとつであり、文化的景観のうち特に国民共有の財産として特に重要なものを重要文化的景観に選定しています。

さて、その遊子水荷浦地区の段畑においても、四国西南地域一帯で開催されている「街道灯籠祭り」のひとつとして、8月7日に「段畑夕涼み会(主催:同実行委員会)」が開催され、来場者は普段は見ることが出来ない行灯に灯された「夜の段畑」の風景を味わいました。

段畑全景(昼) 段畑から見える遊子の風景

※遊子水荷浦の段畑とそこから広がる遊子の風景

設置作業の様子 取材の様子

※作業の様子(左)と取材の様子(右)

この段畑夕涼み会は昨年度から行われており、今年はおよそ1,000個の灯籠(昨年度は500個)が段畑に並べられ、段畑付近は幽玄な雰囲気に包まれており、この日はちょうど夜空に星がでており、段々畑の灯籠の灯りの先には満天の星空という、なんとも風情あふれる光景が広がっていました。

段々畑を形容する言葉に「耕して天に至る」という言葉がありますが、この日の夜はまさしく「灯籠の灯りを辿って見上げれば天の星空まで至る」といったたいへん美しい風景だったように思います。

ライトアップ1

※ライトアップの様子(まだ夕暮れ)

ライトアップ2

※全景の夕暮れ

ライトアップ3

※もう少し暗くなった全景

ライトアップ4

※別の角度からの様子

そして、夕涼み会場では夜市や実行委員会主催による出店(先日研究員ブログで紹介した鯛バーガーも販売されていました)、尺八の演奏会なども催され、訪れたおよそ400人ほどの人たちは真夏の夜の段畑の風景とともに音楽に酔いしれていました。

尺八 

※尺八の演奏会

鯛バーガー

※これが噂の「鯛バーガー竜田味」(1個200円)
 この日に用意した150個はすぐに完売しました。その様子は愛媛女子短期大学のブログにも紹介されています。

また、この日はお座敷船も1艘でており、船から食事をしながらこの夕涼み会を楽しむというグループもあったようで、海から見る夜の段々畑というなんとも粋な味わい方をされている方もおられたようです。

この取り組みについてのお問い合わせは、NPO法人段畑を守ろう会(0895-62-0015)まで。

なお、宇和島市では重要文化的景観の選定を受けて、10月初旬にシンポジウムを開催する予定だそうです。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)

宮本常一ツアーin周防大島

8月1日、松山市中島総合文化センターが主催した「周防大島へ行こう宮本常一生誕百年の集い」に清水研究員、えひめ地域づくり研究会議運営委員の皆さんと参加しました。当日の様子を写真でお伝えします。

今回のツアーには、松山から14名、中島から21名の総勢35名での旅となりました。

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チャーター便での旅(三津浜港→神浦港→伊保田港)

 

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左:企画した豊田さんから日程の説明

右:中島総合文化センター所長金本さんのあいさつ

 

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左:宮本常一記念館のある周防大島文化交流センター

中:館内には宮本常一が写した10万枚もの写真が保存されている

右:事務所で販売されていた「宮本常一写真図録第1集、瀬戸内海の島と町-広島・周防・松山付近」を手にとって見ると、あらビックリ!豊田さんが執筆しているではないですか

 

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星野哲郎記念館も隣接されており、見学へ。しかし、この日は休館日。全国から多くの人が集まるのに何故?建物内には市町村合併した東和総合支所があり、職員もいるのに・・・。仕方がないので、記念館を一周。裏から館内の様子を伺うと兄弟舟の一節が掲示されていました。(写真中右)

 

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昼食後、生誕百年記念の集いの会場へ

右:昼食時にご紹介いただいた「周防大島ドットコム」の江良さん(右端)

 

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左:清水研究員と共に最前列に

中:東和町長、山口県教育委員会教育長のあいさつ

右:テレビ局も取材に

 

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「宮本常一から学んだこと」と題してノンフィクション作家佐野眞一さんの特別講演

「もっと宮本常一を知ってほしい」から始まった講演は、宮本常一の生き様を紹介し、単に宮本常一を祀り上げるのではなく、「厳しく宮本常一に向き合ってほしい」と佐藤氏の熱い思いが語られました。 

 

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左:会場内には、宮本常一が撮った写真が展示されていました。

中:よく見ていると今治から三津浜までの軌跡も紹介されていました。

右:書籍販売コーナーは大盛況でした。

 

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坂本長利さんが演じられる「土佐源氏」

左:事前に上演に際しての注意があり、ステージ近くで見てもらいたいということで移動。いつの間にか若松さんが私の横に。講演の時には3列程後ろにいたはずなのに・・・。先を読む力(佐野さんの講演で日本人に不足しているものと説明があったばかり)で好ポジションをキープ。隣にいた清水研究員は、若松さんの後ろで見ることになってしまいました。

右:上演後の坂本長利さん

 

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左:帰りの船内。左から中島総合文化センター所長金本さん、松山離島振興協会会長田中さん、若松進一さん

中:隣では門田眞一さんが分厚い本を読んでいる。

前文にはこう書かれていました。

東和町は私のふるさとである。私にとってふるさとは生きざまを教えてくれた大事な世界であった。郷里を出るとき父の言った「うれしいにつけ、苦しいにつけ、ふるさとのことを思い出せ。困ったときにも力になってくれるのはふるさとだ」という言葉がその後もずっと心の中に生きつづけていた。

左:読んでいるのは、1,000ページにおよぶ東和町誌。宮本常一が一人で作ったものだそうだ。

 

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左:今回お世話いただいた豊田さん。聞くところ、周防大島で定期的に開催している「郷土大学」にも参加しているそうです。

右:舟の先端から撮った興居島沖にしずむ夕日。夕日を見ながら一日を終えました。

 

今回の旅では、 「あるく、みる、きく」を成し遂げた宮本常一を存分に堪能させていただきました。

因みに、この日の様子は、若松進一ブログでも紹介されています。

(文責 まちづくり研究部門 研究員 松本 宏)

蛇口から「みかんジュース」!

7月21日(土)に松本、谷本の研究員2名で今治市にある「さいさいきて屋」を取材しました。この「さいさいきて屋」は、今年の4月25日にオープンしたJAおちいまばりが運営する四国最大級の直売所で、地産カフェ、コミュニティラジオのアンテナ、レストラン、キッチンルームを併設しています。

さいさいきて屋① さいさいきて屋② 内観

※「さいさいきて屋」外観、および内観

さいさいきて屋では、「SAISAIKIDS」という取り組みを行っており、これは、JAおちいまばりが愛媛県や今治市と協力して実施している事業で、「さいさいきて屋」の施設の裏手にある学童農園を使って、市内の小学生を対象に農業体験を行うものです。

この日は田んぼや水路にいる水生生物を、子どもたちが虫取り網を使って捕獲し、それを観察しながら、絵日記にする学習が行われていました。

当日の資料

※この日の学習教材

学童農園 市民農園もあります

※学童農園(水田)と市民農園(畑)

学習の様子

※学習の様子

この「SAISAIKIDS」の取り組みですが、この施設ができてはじめた事業だそうで、新聞広告などを利用して受講生を募集したところ、定員(40名)がたった2日間で埋まってしまったほどで、食育に力を入れている今治市(舞たうん93号参照)ということもあり、保護者の食育や農業に対する関心の高さをうかがうことができたように思われます。

また、この施設には、もうひとつ、注目すべきスポットがあります。それは、

 

「水道の蛇口からミカンジュースがでてくる蛇口がある」

  

というものです。

松本研究員がひねるの図

※松本研究員も蛇口をひねってます。

よく言われている愛媛県のご当地ネタとして、

「愛媛県には蛇口が青・赤・オレンジの3つあり、青は水の蛇口、赤はお湯の蛇口、そして最後の一つのオレンジがミカンジュースの蛇口である」

というものがあります(もちろん実際はそんなことはありません)が、それを実際につくってしまったという「遊び心」満載の代物で、この日も多くの人たちが楽しそうに水道の蛇口をひねっていました。しかも無料です。ただし、これは期間限定だそうで、蛇口をひねったらミカンジュースが出てきた人はラッキーといえるのではないでしょうか。

なお、この蛇口から出てくるミカンジュースは、愛媛FCが主催するホーム試合会場でも「イケメン連」の方たちが販売していますので、興味のある方は愛媛FCの試合を観戦してみてはいかがでしょうか。

これらの取り組みに関するお問合せは、JAおちいまばり直売所「さいさいきて屋」(0898-33-3131)まで。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)

四国西南開発特別委員会・観光委員会 講演会

7月20日(金)、高知県四万十市にあります新ロイヤルホテル四万十で開催されました「四国西南開発特別委員会・観光委員会 講演会」に、企画研究部門から武智主任研究員、河野研究員が、まちづくり活動部門からは谷本研究員が参加しました。

この講演会は、四国西南地域の地理的条件や、自然・歴史・一次産品など独自の地域資源を踏まえて、同地域が、産業活性化や観光振興、雇用拡大などに向けた地域を如何に図るかのヒントを得るために開催され、内容は次のようなものでした。

講演Ⅰ
テーマ 「四国西南地域の観光振興の方向」
講 師 株式会社JTB 事業創造本部 地域ビジネス事業部
     プロデューサー 本間義信 氏

講義Ⅱ
テーマ 「四国西南地域における産業振興戦略の方向」
講 師 高知大学国際・地域連携センター
     教授 坂本 世津夫 氏

ここではおもに講義Ⅰについての概要を報告いたします。 講義Ⅱにつきましては、講演の要旨と資料について、坂本先生のブログに掲載されていますので、そちらを参照してください。

講義Ⅰでは、国内旅行の現状と課題として、ここ数年の動向として国内旅行は低迷している一方で、海外旅行は順調であり、訪日する外国人旅行客も飛躍的に伸びていることから、これからは世界を相手にした観光地を目指す必要があると冒頭で述べられていました。

また、宿泊業者などのライバルは同業者だけでなく、高級家電などの旅行以外の業種もライバルであるという指摘はたいへん示唆に富んでいたように思います。お客さんの財布の中身は限られているわけですから、家電製品を購入するよりも旅行にお金を費やしてもらうような魅力ある観光地を目指さなければならないということでしょうか。

そして、団体旅行からグループ・個人旅行へのシフト、「物見遊山」から「地域との交流」を志向といったお客のニーズを的確にとらえない観光地は、いわゆる「負け組」になってしまうと警鐘を鳴らしておられました。

そして、そういう負け組の観光地にならないために、 これからの観光を意識した地域づくりに取り組むことが求められ、同じところに長期滞在する観光を志向するお客が少しずつ増えていることから、そのひとつのキーワードが「地域との交流(=異日常の体験)」であると述べられていました。

この地域との交流とは、訪れた地域の風習や文化を自分たちも住民たちと一緒に体験するというもので、地域との交流を行うことは長期滞在へとつながり、移住、ふるさと回帰、UJIターンへとシフトしていく可能性も秘めていると言えます。

ゆえに、この滞在型観光による地域との交流は、言うまでもなく「地域づくり」に直結していきます。

このような滞在型観光を目指した地域づくりを行ううえでの課題としては、以下の7項目を氏は挙げています。

(1)地域の魅力は活かされているか?

 地域の資源の発掘と見直し(地域学)を行い、住民自身が誇れる地域は観光客にとっても魅力的なところであり、地域の魅力を活かすような取組が求められます。具体例としては、「大分学」や「仙台学」などの地元学や、ご当地検定などがあげられることでしょう。

(2)ふるさとの原風景を大切にしているか?

 都会の人の旅のスタイルが、「人」「自然」「感動」「生きがい」「ふるさと」といったものを志向するものへと変化していることから、都会には地域独特の風景を大切にしていく活動(修景と呼ばれる景観の修復などをしながら、その地域のもつ固有の風景を大切にしていく取組)が求められます。

(3)まちなかが魅力的で賑わっているか?

 商店街がシャッター街となっているところが全国的に増えていますが、それは商店街が社会の変化に対応できていないところが多いからで、訪問者にとって魅力ある商店街をつくっていくための取組や、訪問者が歩いて楽しめるような取組が必要で、具体例として新潟県村上市の町屋外観再生プロジェクトやICウォークを紹介され、イタリアのまちづくりを参考にすべきとのご指摘がありました。

(4)食に徹底的にこだわっているか?

 地域に伝わる食文化を徹底的にこだわって提供することはたいへん重要で、地産地消や地域ブランドを意識した食文化による地域づくり活動は効果も大きいといわれ、「食」が充実すると、旅行者の満足度も上がり、リピーター化や滞在時間の延長、地域への経済効果も増大するそうです。由布院では「由布院18人の料理人たち」ということで「食」をつくる「料理人」にもこだわっています。

(5)各地域が美しい道と楽しい物語で繋がっているか?

 四国西南地域が進むべき戦略として、観光地を点から線へ、線から面へとしていく必要があると述べられ、具体的に四国西南地域をどのように売り出していくのかというプロモーションが必要であり、そのプロモーションの中で、今年は四万十にやってきたけど、来年は宇和島でといったように、四国西南地域全体で観光客をリピート化していく必要があると述べられていました。具体例としては、「四万十川ウルトラマラソン」や「街道物語」「竜馬脱藩の道」などといったものがありますが、そういったものをどのように活かしながら、四国西南地域のひとくくり(=面)として売り出していくのか、といったところが課題なのでしょう。

(6)人材誘致という考え方をもとう

 昔の大名は城下に産業を興すために職人をあちこちから誘致したという逸話をもちだし、いまこそ都会の住人やUターン希望者、団塊の世代の退職者と四国西南地域をつなぐ仕掛けが必要で、特にさまざまなスキルをもつ団塊の世代の退職は地域にとって地域づくりが活発化する好機であると述べられていました。この考え方は、当センターが主催した第24回政策研究セミナーの講師が話された内容とも似ていますので、こちらも参照してください。

(7)地域ぐるみの仕組みづくりができているか? 

 まちづくりで大切なところは、一部の人間だけが行うのではなく、少しずつ多くの人たちを巻き込むような活動をしていくことです。それは滞在型観光を目指す地域づくりでも同様で、持続可能な地域づくり活動を行う上では必要不可欠であると言えます。幸い、四国には「お接待」とい非常に高い「おもてなしの文化」もあり、この四国西南地域についても同様で、地域ぐるみの活動を行う上での素地は十分にあるのではないかと述べられていました。

 そして最後に、旅行者はよそ者(お客)ではなく生活者で(自分たちの生活を一緒に行う人)あるという意識をどれだけもてるかということが、観光関係者や行政関係者に求められていると締めくくっておられました。

 本間氏の講演は、観光業界を取り巻く社会状況の説明から今後の四国西南地域の進むべき方向性などについて、非常にわかりやすく説明していただいた上に、その内容についても非常に示唆に富んでおり、今後の南予地方の活性化の提言として受け止めるべきことが多かったように思います。

 この件についてのお問い合わせは、四国経済連合会まで。また、この講演時に本間氏から提示していただいた講演資料について詳細を知りたい方は、(財)えひめ地域政策研究センター(089-932-7750:担当 谷本)までお知らせください。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)