研究員ブログ

トークサロン「高校生レストランの奇跡―まちの宝の見つけ方と磨き方―」

こんにちは!

臨時研究員の徳永です(^O^)

 

みなさん、高校生が「地域づくり」に励んでいる姿を見たことがあるでしょうか?(^-^)

 

今日、ご紹介したいのは、当センターが平成25年1月19日(土)に主催するトークサロン「高校生レストランの奇跡―まちの宝の見つけ方と磨き方―」です!

三重県多気町の食物調理学科の高校生は、地域農産物を使って、調理の腕前を披露できるレストラン「まごの店」を平成17年にオープンしました。

高校生自身が、主体的にお店を営業して、頑張っているそうです☆

厨房1

写真でも分かるように真剣なまなざしで調理し、きちんとした格好で接客をしています。

 

そして、その仕掛け人となったのは、今回講師でもあります多気町まちの宝創造特命監の岸川政之氏です!

岸川さんは、地域の農業振興とともに「高校生が活躍するステージを作りたい」という思いで、高校生レストランを企画し、まわりの人の協力もあって、地域を盛り上げることに成功しました。

トークサロンでは、「地域づくりをどう若い世代につないでいくか」「子どもたちが誇りに思う地域をどうつくるか」と、まちの宝を活かした話が聞けますヽ(^o^)丿

 

 

また、会の後半では、お馴染みの若松進一氏(人間牧場主・年輪塾々長)のコーディネーターによるパネルトークと、愛媛県内の地域づくりに頑張っている高校生の活動報告もあります!

活動報告をしてくれる高校はこちらです☆

※それぞれ、舞たうん113号で紹介していますので、参考までに良かったらご覧ください♪

 

・伊予農業高校希少植物群保全プロジェクトチーム:地域の環境保全活動

 →P,14「消えた海辺の植物を取り戻そう

塩屋海岸清掃

 

・東温高校商業科:企業と連携した東温石けん開発

 →P,6「受け継ぐもの、引き継ぐこと、私達の商品開発「東温石けん」

④H.22.11.3松山城山門前まつり

 

・長浜高校水族館部:長浜水族館運営

 →P,8「夢はイルカの飼育と長浜水族館の復活!

保育園での魚食教育活動

 

このような形で、トークサロンを進めていきたいと思います!

高校生の元気なパワーを感じに、是非いらしてください(●^o^●)

 

年が明けた平成25年1月19日(土)の13:30からですよー!

来年と言っても、あっという間に来そうですね(;一_一)

伊予市のウェルピア伊予で開催しますっ★

多くの方のお越しをお待ちしております(*^_^*)

 

☆松山経済新聞でも紹介されました!

 「伊予で講演「高校生レストランの奇跡」―仕掛け人招き

 

トークサロン「高校生レストランの奇跡」

「四国へんろ道文化」世界遺産化の会 年次フォーラム

こんにちはー!臨時研究員の徳永ですヽ(^o^)丿

 

「ねぇー、なんか四国遍路を世界遺産にする運動が始まっているんだって?」

「ああ、なんかよく知らないけどぼちぼち進んでいるみたいだよ」

 

らしいですよ~(笑)

※このお喋りの様子は、最後に乗せているチラシをご覧ください。

 

ということで、平成25年1月27日(日)に、「四国へんろ道文化」世界遺産化の会 年次フォーラムが開催されます!

四国へんろ道の、現状や課題、これから世界遺産にするためのネットワークづくりなどのお話が聞けます。

 

ちなみに、世界遺産となるためには、なにが必要なんでしょうね(;一_一)

世界遺産となると、身近な話ではないので、想像がつかない方のために・・・こんなことが必要なのです!

・四国遍路の普遍的な価値の証明

・資産の保護措置などの課題の解決

・受入体制の整備

・お接待文化の継承、普及活動

・行政だけでなく、地域住民、民間団体、大学等の連携

多くの課題があるようです!

そのため、多くの方の関心と協力がいると思います。今回のフォーラムでは、地域住民も含めて民間レベルでできることも討議していくため、どなたでも参加できます(^v^)b

 

当センターの特別研究員:柏谷増男氏(コーディネーター)と、地域づくり研究会議のメンバーでもあり世界遺産化の会代表世話人でもある小山田憲正氏(パネリスト)も登場しますので、少しでも興味がある方は、是非お越しくださいヽ(^o^)丿

 

☆ホームページ 「四国へんろ道文化」世界遺産化の会 

四国へんろ 年次フォーラム 表

四国へんろ 年次フォーラム 裏

街全体で楽しもう*【お城下松山クリスマスバル】

こんにちはー!

臨時研究員の徳永です(*^_^*)

 

みなさん、今年の9月に行われた「松山バル」は行かれましたか?(^O^)

私は、3日間のうち2日間かけて行きました♪

これは、愛媛県松山市の大街道・銀天街の飲食店を中心とした食べ歩き・飲み歩きイベントですが、新しいお店と出会えるチャンスを作ってくれました(@^^)/

(6軒行ったのですが、5軒は初めてのお店っ☆そのうち2軒は、お気に入りのお店になりました~♪)

 

そして、第2回目の開催として2012年12月22日(土)~25日(火)に【 お城下松山 クリスマスバル 】があります★

今回は、飲食店を中心に50店舗以上でチケットが使えます(^-^)

チケットは、4枚綴りで、例えば、ビール一杯と刺身の盛り合わせ、オレンジジュースとパスタなどといったように、

1枚につき1ドリンク+1フードが楽しめるものです。

夏に行われたものと少し違って、クリスマスバージョンで冬仕込みになっているかもしれませんが・・・♪

お店の情報や、雰囲気などは、コチラのホームページでもご覧いただけます!

お城下松山バル

(社)お城下松山ブログ

 

チケットを買うと、お店の情報や、食べられるものが載ったマップがもらえますので、それを見ながらうまくハシゴしていって下さい!

余ったチケットは、一部のお店で期間限定使えますので、ご心配なく☆

 

クリスマスのひとときを、「松山の街」と「一緒に過ごす人」と共に、楽しい時間を過ごして下さいねぇ~(@^^)/

 

お申込みは、下記チラシか、ホームページをご参考ください!

お城下クリスマスバル

地域おこし協力隊合同募集説明会のお知らせ

こんにちは。研究員の檜垣です(^^)

最近放送されているドラマ「遅咲きのヒマワリ ~ボクの人生リニューアル~」をご覧になりましたか?

私は今のところ飛ばし飛ばしでしか視聴できていませんが(録画しているので、年末にまとめて見ます!)、四万十川周辺の美しい風景の中で展開する青春群像劇は感情移入しやすく、見ていると胸が詰まりそうになります。

さて、このドラマのモチーフになっている地域おこし協力隊ですが、愛媛県にも現在合計して21名の方に協力隊隊員として来ていただいています。

そして平成25年度に向けて、今治市・伊予市・西予市・宇和島市の4市が地域おこし協力隊を新たに募集することになり、合同募集説明会が大阪と東京で開催されます!

地域おこし協力隊チラシ(blog掲載)_ページ_1地域おこし協力隊チラシ(blog掲載)_ページ_2

【大阪会場】

○日時:平成25年1月12日(土)

(午前の部は10:00~、午後の部は14:00~)

○場所:大阪ふるさと暮らし情報センターセミナー室

(大阪市中央区本町橋2-31 シティプラザ大阪4F「温」)

【東京会場】

○日時:平成25年1月13日(日)

(午前の部は10:00~、午後の部は14:00~)

○場所:都道府県会館 4階401会議室

(東京都千代田区平河町2-6-3)

説明会では愛媛県の概要説明、各市町からの募集説明やそれに伴う質疑応答・個別相談を行います。詳しくは地域おこし協力隊合同募集説明会チラシをご覧ください。

参加申し込みは、チラシに付属している参加申込書をお送りいただくか、またはe-mailで必要事項を連絡いただいてもかまいません。申込締切は平成25年1月8日(火)です。

【お申込先】

■愛媛県 企画振興部 地域振興局 地域政策課

住所 〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号  (089)912-2261

FAX番号  (089)912-2969

Eメール  chiikiseisak@pref.ehime.jp

私も大阪や東京で愛媛県への移住相談を受けることがありますが、近年は単にセカンドライフをのんびり過ごしたいという方だけでなく、「田舎で働きたい!」という強い意欲を持った方にお会いすることが多々あります。

例えば・・・

・地域のためになる仕事がしたい

・グリーンツーリズムに関わって色々な人と交流したい

・農業や漁業に携わりたい

などなど。そういった方々の中には「できれば地域おこし協力隊として移住したい」と希望される方もおられます。

ずっと都会に住んでいた場合、田舎で生きていくことに不安を覚える人も多いと思います。(遅咲きのヒマワリで生田斗真さん演じる主人公の丈太郎君もそうでした・・・)

けれど田舎には都会には無い何かがあります。それは美しい夕日などの豊かな自然だったり、あるいは驚くほど美味しい農産物だったり、人柄の良い方々との強い繋がりだったり、やりがいのある仕事だったり・・・

そういった何かを見つけ出し、自分の居場所とし、地域の方々と手を取り合って、地域をより元気にしていきたい。

地域おこし協力隊はそういった思いを仕事として実現できる可能性を大いに秘めた制度だと思います。

興味をお持ちいただいた方、ぜひ合同募集説明会へお越しください。人も風土も暖かい愛媛県がお待ちしています☆

H24.7.12地域おこし協力隊意見交換会in上島

平成24年に開催した、愛媛県の地域おこし協力隊意見交換会の集合写真です。

ちなみにこれまでの研究員ブログでの地域おこし協力隊関係の記事は以下の通りです。

■地域おこし協力隊との意見交換会◆1日目◆

■地域おこし協力隊との意見交換会◆2日目◆

■「四国の地域おこし協力隊 交流勉強会in伊予市」1日目

■「四国の地域おこし協力隊 交流勉強会in伊予市」2日目

地域おこし協力隊について詳しく知りたい方は総務省のホームページもご覧ください。

総務省 地域おこし協力隊

かやまち商店街お肉屋「うえだ」さんで学んだ大事なこと。

こんにちは、臨時研究員の徳永ですっ(*^_^*)

 

 

みなさんは、普段の買い物で「商店街」を利用していますか??

 

この問いに「Yes」という方も、「No」という方にも読んで欲しい今日のはなし。

 

今日は、センターから徒歩5分の場所にある【かやまち商店街】を訪ね、聞いてきた話を紹介したいと思います(^^)

商店街を通した地域づくりによって、どうしたら安心できる暮らしができるか、考えたいと思います。

かやまち商店街2012.12.12

かやまち商店街は、道後温泉で有名な愛媛県松山市の古町駅(坊っちゃん列車の始発駅)近くにある、戦前から市民に利用されている商店街です。戦後からは、生鮮食料品などが集まっていることで「市民の台所」とも呼ばれていたそうです。

写真のとおり、各国の国旗を吊り下げている、愛媛でも特徴のある商店街ではないでしょうか。

私も、当センターが近く、家も近いので、よく利用させてもらっています☆

 

 

そこで、40年以上お店を続けられている愛媛県産黒毛和牛専門「肉のうえだ」さんにお話を聞きました♪

うえだや 外観

こちらの店長さんは、お肉に対する愛情をとても持っておられる方で、お肉が好きじゃない人も食べられるようにと、丁寧に扱ったお肉を提供していますヽ(^o^)丿

うえだや 豚ロース スライス

愛媛県産のみが販売され、何年もファンでいてくれるお客さんもいるそうです☆なかには、営業開始当初、40歳代だったお客さんが、80歳代になった今でも買いに来てくれるということも!!

うえだや 豚ロース

コチラは豚ロース☆しゃぶしゃぶにして美味しく頂きました(*^_^*)

 

 

 

しかし、良いお肉を提供していても、お客さんは減ってきているようです。

 

冒頭のクエスチョン「商店街を利用しますか?」ということについて、お肉屋だけでなく、全体的に「No」のお客さんが増えているようです。

 

色んなものが揃っているスーパーでの買い物がラク。

人との付き合いが面倒くさい。

安く、簡単に買えるものが良いものだと思う。

 

様々な理由があげられるかもしれませんが、その社会の流れで、大事なものを失っているような気がすると、店長さんは感じているようです。

 

それは、どういうことかというと・・・うえださんの所に来ているお客さんは、なにかしらの”おしゃべり”をして買い物をしています。

 

「今日も寒いねぇ~。」

「今日は、しゃぶしゃぶをしたいんだけど、どのお肉がいいかねぇ?」

うえだや 陳列

 

お肉に詳しくない人でも、お店の人に聞けば、合ったお肉や調理方法などを教えてもらえます。

また、会話のなかで、地域のお祭りやお店の情報なども得ていくお客さんもいます。

さらに、他のお肉屋さんも行ってみたけど、やっぱりここのお肉が良い、と”良いものを見定める目”を養っていくお客さんもいます。

 

つまり、「商店街でおしゃべりをしながら買い物をする」ということは、ただ物を買うだけでなく、人との関わりや、料理の知識、地域の情報をも得ることができるのだと思います。

 

 

じつは私も、始めはお肉屋さんに行って、口で注文をすることに少し抵抗がありました。しかし、一度買い物をしてみると、鳥ささみの美味しい焼き方や、ハンバーグを作るときの見合ったミンチの量などを教えてもらえ、自分のお肉を調理するレパートリーが広がったり、お肉の知識が深まったりしました!

うえだや 鳥ササミ 調理

 

 

さらに、お客さんとの付き合いが長くなると、人と人とのつながりならではの関係ができます。

例えば、体の不自由になったお年寄りの方が、「配達しにきてくれんかね?」と言われると、無料で届けに行くそうです。

お宅まで行き、そこで世間話をしたり、病院の紹介や、生活のちょっとした困り事を手助けする場合もあります。

 

 

 

店長さんの言葉を借りると、「しゃべらんでも生活ができる時代」が、今なのです。

しかし、「生活を安心して過ごすために、しゃべる」ことも、大事だと感じさせられました。

日々生活をしているなかで、急な事故や病気など、小さな問題も含めて必ずと言っていいほど何かが起こります。

それらに対処するために、しゃべることを通して”自分のことを知ってもらうこと”と、”周りの環境の情報を得ること”も、生活していくうえで大切なのかもしれません。

お肉を見定める目を養うことで、自分に合ったお肉が分かるように・・・しゃべることは、自分のことを分かってもらい、地域がいまどのような状態なのか分かり、近所の人の様子が分かる等、安心できる暮らしにつながると思います。

「しゃべる」ことで、優しく身を包んでくれるハンモックのように、自分が危険なところに落ちることを防いでくれるのではないでしょうか。

 

 

 

お肉屋さんに取材をしに行ったのですが、ただの取材に終わらず、人と人が持ちつ持たれつの関係でつながって生活している姿をも感じることができました(@^^)/

商店街では、ちょっとしゃべってみることで、モノの交流だけでなく、ヒトの交流も広がっていくのです(^^)

 

みなさん、特に、私のように買い物をするときに「しゃべる」ことをあまり経験したことのない方に、商店街に足を運んでみて欲しいです♪

 

最後に、サザエさんから一言っ★

うえだや サザエさん

「鍋の季節ですよ~~~」

店長さんが描いた絵です(^-^)♪

美味しいお肉を鍋で食べて、寒い冬を乗り越えましょう~~~(^O^)/☆