9月26日(土)、内子町立石地区で「尾首の池 月を愛でる会(観月祭)」が開催されました。
今日は、「元気な集落づくり応援団マッチング事業」のボランティアスタッフとして、
・三浦工業株式会社(13名)
・株式会社伊予銀行(8名)
・株式会社愛媛銀行(6名)
・松山大学(2名)
の皆様に応援をいただきました。
場所は、旧小田町の標高400メートルあまりの小高い丘の上。広々とした農地が広がり、約30のため池が点在する、自然と人がうまく調和した美しい集落です。このうち「尾首の池」はシンボル的存在で、春祭りや月を愛でる会、初日の出の催しなど、四季を通じて様々な交流イベントを開催し、地域の宝を次の世代に引き継いでいこうと、地域の方々が奮闘しています。
当日の朝は9:00に集合。男性は会場設営、女性は立石自治会館でイベント時に提供する料理の準備に取り掛かります。
このロケーション、素晴らしいの一言に尽きます。これも奥に見えるT様邸の方々たちの努力の賜物。ボランティア全員が、集落を含めて守っていかなければの思いを強くしました。
まず、午前中は特設ステージのセットとベンチを使った観覧席づくり。
全員で力を合わせて、てきぱきと仕上げていきます。ボランティアの人数が多く、作業がはかどります。
地域特産品の売店となるテントの設営。次々とスポットライトやテーブルを設置していきます。
イベントで提供するいも炊きと天ぷらのコーナー。猪肉のバーベキューもありますよ。食材は安全安心の地元産。
特設ステージと売店が出来上がりました。ナイス!
お昼御飯です。応援団の女性陣たちが、一所懸命作ってくださいました。ごちそうさま。
手分けして、池のほとりや周辺の道路にキャンドルを配置。この後、みんなで一つひとつ点火していきます。
最後の仕上げです。テーブルの上にも灯篭が載りました。
お手製の月見団子。ススキが生けられました。いやがうえにも盛り上がってきます。
池のほとりに並べたろうそくに火が灯りました。茅(かや)ぐろもライトアップ。
スタンバイオーケー。いも炊きも出来上がりました。応援団の女性陣が握ったおにぎり(左側)が花を添えます。
左の特設ステージでは、地元のジャズバンドの生演奏が行われました。ここ数年、雨にたたられていたようですが、この日は月が厚い雲に覆われ姿を見せなかったものの、絶好のお祭り日和となりました。
日も落ちて、幻想的な雰囲気となってきました。
今回のボランティアは長時間にわたりましたが、地元の方との交流を深めることができ、また、感謝の声を多数いただき、充実した1日となりました。
参加いただきました応援団の皆様、そして地域の皆様、大変お疲れさまでした。