(公財)えひめ地域政策研究センターでは、県・市町ほか公的団体等から、地域の政策課題などの委託を受け、調査・研究と併せて政策提言を実施しております。
また、地域の政策課題に関するテーマを選定し、大学や市町、関係団体等と連携しながら、自主的な調査研究を行っております。
《ピックアップ》
◆集落活性化モデル構築事業
(公財)えひめ地域政策研究センターでは、愛媛県地域政策課からの受託を受け、平成30年度~令和元年度の2ヶ年にわたり、人口の安定化を目指し手の届く数値目標を掲げた上で、その達成に向けて活動する「地域づくり協働体」をモデル地区として指定し、その数値目標の設定と目標を達成するための計画づくり、及び計画の実行までを支援してきました。今回、モデル地区として選定した伊予市三秋地区、松野町蕨生・奥野川地区、愛南町緑地域では、それぞれの地区の実情に合わせた上で、地元住民が主体となって様々な地域活性化に向けた活動を行いました。
ここで、これまでに活動した内容の一部をご紹介します。モデル地区の一つである伊予市三秋地区では、令和元年11月23日(土・祝)に「明神山古道登山&レンコン収穫体験会」を開催しました。同イベントは、地域外にお住いの不特定多数の方に参加を呼び掛けて開催したもので、当日は120人を超える方が参加されました。このイベントを開催するにあたり、地元住民が企画立案から計画・実行に至るまで能動的に行動したことにより地元への帰属意識の向上や、地域外からの参加者に対する同地区の魅力の発信につながりました。
同地区では次年度以降も同様のイベントを計画しており、それらを着実に実行することで、数年先には当初設定した数値目標を達成できるものと期待しています。
事業名 | 委託機関 |
---|---|
集落間情報交換・ネットワーク構築事業 | 愛媛県(地域政策課) |
集落活性化意識醸成支援事業 | 愛媛県(地域政策課) |
地域協働ネットワーク構築支援事業 | 愛媛県(男女参画・県民協働課) |
企業等の連携による社会貢献活動促進事業 | 愛媛県(男女参画・県民協働課) |
えひめ名建築発掘発信事業現地調査等委託業務 | 愛媛県(まなび推進課) |
愛媛県観光物産関係事業者満足度調査事業 | (一社)愛媛県観光物産協会 |
観光資源評価の新たな公開に向けたプロジェクトの実施に伴う評価解説執筆サポート調査委託業務 | (公財)日本交通公社 |
事業名 | 委託機関 |
---|---|
集落間情報交換・ネットワーク構築事業 | 愛媛県(地域政策課) |
集落活性化モデル構築事業 | 愛媛県(地域政策課) |
地域協働ネットワーク構築支援事業 | 愛媛県(男女参画・県民協働課) |
企業等の連携による社会貢献活動促進事業 | 愛媛県(男女参画・県民協働課) |
伊方町集落活動サポート事業 | 伊方町 |
ふるさといかた創生塾運営事業 | 伊方町 |
「愛媛・南予の柑橘農業システム」農業生物多様性調査・研究業務 | 愛媛県南予地域農業遺産推進協議会 |
えひめ名建築発掘発信事業 | 愛媛県(まなび推進課) |
愛媛県観光物産関係事業者満足度調査事業 | (一社)愛媛県観光物産協会 |
事業名 | 委託機関 |
---|---|
集落間情報交換・ネットワーク構築事業 | 愛媛県(地域政策課) |
集落活性化モデル構築事業 | 愛媛県(地域政策課) |
集落実態調査事業 | 愛媛県(地域政策課) |
企業等の連携による社会貢献活動促進事業 | 愛媛県(男女参画・県民協働課) |
地方創生担い手NPO自立促進事業 | 愛媛県(男女参画・県民協働課) |
伊方町集落活動サポート事業 | 伊方町 |
ふるさといかた創生塾運営事業 | 伊方町 |
「愛媛・南予の柑橘農業システム」保全計画策定等業務 | 愛媛県南予地域農業遺産推進協議会 |
森林環境税に関する県民アンケート調査業務 | 愛媛県(森林整備課) |
(公財)えひめ地域政策研究センターでは、えひめ地域づくり研究会議や地域づくり団体との共催等により、各地域で地域づくり・まちづくりを考えるフォーラムを開催しております。
時 期 | テーマ |
---|---|
令和3年3月21日 | 四国へんろ道文化」世界遺産化の会2021年次フォーラム |
時 期 | テーマ |
---|---|
令和2年3月8日 | 「四国へんろ道文化」世界遺産化の会2020年次フォーラム ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止のため、主催者より開催中止 の連絡がありました。 |
令和元年9月21日 | 「東予地域フォーラムin新居浜」 |
時 期 | テーマ |
---|---|
平成31年3月21日 | 「四国へんろ道文化」世界遺産化の会2019年次フォーラム |
平成30年11月17日 | 「中予地域フォーラムinひろた」 |
平成30年8月26日 | 「東予地域フォーラムin弓削島」 |
令和4年度 まちづくり活動アシスト事業の募集は終了いたしました。
今年度の助成対象団体の詳細につきましては、 【ご報告】令和4年度 まちづくり活動アシスト事業の審査結果について をご参照ください。
当センターでは、地域を活性化するために活動している県内のまちづくりグループ(自治体・民間・学生による組織等)に対して、活動費の一部を助成する『まちづくり活動アシスト事業』を行っています。 目的は、地域におけるまちづくり活動の活性化、活動事例を発表する機会を通じて他団体とのネットワークづくりの促進等です。
毎年6団体ほどのまちづくりグループに助成を行っています。
詳細は、次の過年度実施状況をご参照ください。
令和4年度 地域づくり力講座の募集は終了いたしました。
応募していただいた皆さま、誠にありがとうございました。
センターでは、愛媛県から委託を受け、県内の地域づくり活動をより一層推進していくために、地域において活動の中心となる人材を養成する講座を開講しています。講座では、地域づくりに関心のある方々から受講生を募り、地域の実態に即した実践的な研修を通じて、地域づくりの担い手としてのスキル向上及び将来にわたる幅広い地域づくりネットワークの構築を推進します。
講座は年6回程度開講しています。内容については過年度実績をご参照ください。
Q.1 どんな団体なんですか?
「えひめ地域づくり研究会議」は、地域づくりに関する「情報交流の場・情報公開の場・学習と研究の場」をつくるため、昭和62年11月、(財)愛媛県まちづくり総合センター(現在:公益財団法人えひめ地域政策研究センター)が中心となり、県内の地域づくりに思いを持つ有志に呼びかけ、設立した地域活動団体です。
地域の未来と次代の人づくりのために、人口減少問題など地域課題の解決へ果敢に挑戦する心ある仲間とともに、年次フォーラムや情報発信など、「地域に風を起こす」べく、学習活動や研究活動を行っており、令和2年度、愛媛経済同友会の「美しいまちづくり賞」を受賞しました。
「えひめ地域づくり研究会議」には、現在、県内外の様々な分野で活動する約100人の会員が参加しています。人口減少下の地域社会や地域活動を学び合い、共に行動する新しい仲間の参加をお持ちしています。
また、皆さんの地域づくり活動にお手伝いできること等があれば、研究会議事務局の「えひめ地域政策研究センター」まで、お問い合わせください。
風おこしのちかい
「えひめを愛し、それぞれのまちむらに生きる我ら同志は、まちむらのために新しい未来を自らの力で拓くべく、心に希望の灯をかかげ、学びあい結びあいながら、よりよい明日に向かって、地域づくりの風おこしとなることをちかう。」
1987 年 11 月 14 日 内子座にて
Q.2 どんな活動をしているのですか?
1.年次フォーラム「人口減少社会に挑む!フォーラム2020」の開催
地域課題解決型の年次フォーラムを毎年開催しています。令和2年度は、12月に愛媛大学社会連携推進機構地域共創研究センター、愛媛大学社会共創学部と共催で、「人口減少社会に挑む!フォーラム2020 ~人口減少社会にwithコロナ時代は痛手なのか?~」を開催し、県内の各分野で活躍されている皆さんをゲストスピーカーに招いて、withコロナ時代における地域の未来を語り合いました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止にも配慮して、一般参加者は全てZOOMによるリモート参加とし、県内の高校生や大学生を含む幅広い世代の方にご参加いただきました。参加者からも、web上からリアルタイムで意見をいただきながらパネルディスカッションを進めるなど、オンライン開催ならではの方法で、情報交換を行うことができました。
「フォーラム2020」のZOOM配信映像を、下記URLからYouTubeで公開しています。
https://youtu.be/RDVa9mJCn18
2.地域フォーラム(学習会・会員交流会)の開催
地域課題の学習・研究の場として、人口減少社会への取り組みなど、地域課題に応じた地域フォーラムを、東中南予の各地域で開催し、地域在住の会員との交流も図っています。
3.「風おこし」による情報発信
研究会議フェイスブックの発信、情報誌「風おこし」や「風おこしブックレット」の発行、SNSやホームページを活用した 「風おこし」活動の情報発信を行っています。
また、地域づくり研究会議のレジェンドの皆さんの地域づくりへの思い・言葉の収録を行い、YouTubeでの配信を計画しています。
今回、「人口減少社会に挑む!フォーラム2020」のYouTubeでの配信を開始しました。
https://youtu.be/RDVa9mJCn18
4.高校生の地域づくり活動への支援事業(地域づくりアワードユースの支援)
高校生の地域づくり活動を顕彰するために創設された「えひめ地域づくりアワード・ユース」を、(公財)えひめ地域政策研究センターと共催で実施するなど、次代を担う若者の地域づくり活動を支援しています。高校の希望に応じ、研究会議会員が、出前指導を行うなど支援を行うこととしています。
5.えひめ地域づくり研究会員への情報提供活動
えひめ地域づくり研究会議会員には、主催行事や関係イベントの案内などの情報提供をはじめ、(公財)えひめ地域政策研究センターの協力を得て、地域づくり情報誌「舞たうん」、調査研究誌「ECPR」、「えひめイベントBOX」の提供、各種セミナーなどの開催案内など、最新の地域情報をお送りしています。
フェイスブック 「えひめ地域づくり研究会議」で 検索して下さい!
Q.3 運営は、どのようにしているのですか?
「えひめ地域づくり研究会議」は、会員からの会費(年間3000円)を基に運営しています。具体的な事業は、代表運営委員3名、運営委員16名、事務局長1名により運営委員会を開催して決定しています。
Q.4 入会の手続きはどのようにすればいいのですか?
「えひめ地域づくり研究会議」への入会を希望される方は、下記の入会申込書を、事務局までお送り下さい。年会費の請求書と資料を送付させて頂きます。詳しくは研究会議事務局の「えひめ地域政策研究センター」まで、お問い合わせください。