こんにちは! 愛媛大学社会共創学部二回生の小幡です。
10月10日(土)今治市にある大島の吉海地区にて「集落活性化意識醸成支援事業」の第一回フィールドワーク実習を行いました。
地元NPO法人を運営し、大島を活性化しようと行動し続けている、矢野さんと一緒に大島を巡りながら、矢野さんの活動内容も勉強することができました。
最初に訪れたのが旧吉海南保育園です。
大島にはもともと保育園が二つありました。いまは合併し1つになり、いまはその潰れた方の保育園を矢野さんがほぼ無料で借りており、NPO法人の事務所として利用しています。保育園の頃の内装がそのまま残っており、高さの低い洗面台などが特徴的でした。
庭では現在ニンニクを栽培しているそうです。
2.亀老山展望公園
高台にある絶景がウリの観光スポットで自分が訪れた時にはサイクリストのお客で賑わい、車での観光客も多く大変賑わっていました。その人気の秘密は空と海と橋と四国が一度に見渡せるというところにあります。
また、展望台の建物も一般的な望遠鏡だけが備え付けられているようなものとは異なり、コンクリート造りで作られた非常に近代的な建物で学生一同は一気に引き込まれました!
とてもお勧めです!
3.わらべ
大島の町の至るところにわらべというものが置かれています。しかし、大島にあるわらべは一風変わっていて、すべてのわらべが笑った表情をしています。
これはすべて島に工房を持つ善明さんによる手作りでみな笑った表情をしていても全く同じもが一つもないのが特徴です。
4.耕作放棄地
大島には過去に田畑として利用されていたが今は作物を育てておらず、またその意志もない、いわゆる耕作放棄地が多くあります。この耕作放棄地をどうするかということに関して矢野さんもヤギを放牧して手間をかけずに除草したり、竹林になってしまった耕作放棄地に助成金を頂いて伐採、その竹を竹炭に加工するなど色々取り組まれているようです。
そんな多岐に渡る矢野さんの活動の中でひと際目を引いたのがオリーブ園づくりです。
もともと田んぼだった場所にオリーブの苗木を植え、オリーブ茶や苗木を販売をし、最終的には純国産にオリーブオイルを作ることを夢見て活動しているそうです!
いま紹介してきたように大島は非常に活気、パッションに溢れる街であると今回の実習で感じました。
それが一般の観光客にも伝わるよう可視化する、そんな手助けが自分たちにできたらいいなと今回思いました。
四国本土からも一番アクセスの良い島ですので是非皆さんも観光に訪れてほしいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。