お久しぶりです。研究員の檜垣です(^^)
愛媛の冬と言えば、やはりみかんを抜きにして語ることはできません! 食べておいしいのはモチロンですが、皮をむくこと自体も結構楽しいものです。
この度、西予市明浜町では、みかんの皮をつながったままでどれだけ長くむけるかを競うWMC(World Mandarin Classic)が平成25年12月23日に開催され、中矢研究員と私が参加してきました。
ちなみに私、WMCに備え、毎日昼食後にみかんを1個食べて皮むきを練習してきました。 目指すは優勝です!手に入れるぞ、副賞のみかん10kg!
(*ここまでの文章は参加前に檜垣が執筆しました)
それでは当日の内容・結果について、中矢研究員からご紹介いたします(^^)/
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「みかんの皮はどこまで長くむけるのか?」賞金10万円を目指し、県内外より144名の指の黄色い強者たちが集結しました。
二宮実行委員長より、明浜の若者たちによる熱い想いがかたられたあと、「10万円持って帰るぞー」「明浜みかん買ってかえるぞー」の掛け声で開会しました。
競技は、15分間で1個のみかんの皮をどこまで長くむけるのか?勝ち残り方式で3回戦まで行い、残った4人で決勝を戦う方式でした。試合中には司会のらくさぶろうさんによる、出場者のインタビューで会場を盛り上げる場面もありました。出場者は、待ち時間も観客席で皮をもくもくとむき続けるほど、皆さん真剣で、活気あふれるイベントでした。優勝者は明浜出身で大阪在住の枯木久美さんで、成績は2m8㎝、賞金は出産費用に充てるとのことでした。
特別の練習もせず出場した割には、最長146㎝と自分でもびっくりするほど上手く行き、準決勝まで進出することができました。賞金目当ての檜垣研究員(62㎝で1回戦敗退)とは違い、西予市明浜支所の西村さんにすすめられ、無欲で楽しんで参加した結果だと思います(笑)
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全く、そのとおりです・・・(ノД`)シクシク
ということで中矢研究員は準決勝出場(ベスト12入り)、私は1回戦敗退という結果に終わりました。 来年、機会があればぜひともリベンジをしたいと思います!
ところで、中矢研究員が明浜を訪問した本当の目的は、当センター事業関係先の訪問でした。 WMCの会場では、当センターのアシスト事業助成先である明浜町渡江の地域づくり団体「美~んず」が石窯ピザ店を出店しており、事務局の西村さん達がイベントの盛り上げ隊として、大いに活躍しておりました。
ピザ生地は65枚も準備していたにもかかわらず、完売というみごとな売上で、運営もスムーズで来客者の好評を得ておりました。 このピザ窯は、移動式となっているため、今後も地域のイベントを盛り上げる強力なアイテムとなるはずです。 ちりめんじゃこを具として使ったピザは、みそ味のソースと実に合っており、美味しくいただくことができました。
イベントの開始前には「過疎に悩む地域を元気にしたい。将来、失敗したなと思うことがあっても、後悔はしたくない」と実行委員会の皆さんがWMCを開催した動機について宣言されていました。あけはまシーサイド・サンパークの閑散期である冬にも人を集め、地域の特産品である明浜みかんを広くPRすることのできるイベントですので、ぜひ当初の志をもって続けていただきたいと思います(^^)