こんにちは!
臨時研究員の徳永です!(^^)!
先日、平成24年6月23日(土)に、当センターの一大イベント【地域づくり人養成講座】第一回を開講いたしました!
お越しいただいた皆さま、ありがとうございます(*^_^*)
そして、「ブログ見てるよ~!」と声をかけてくださった方も、大変嬉しく感じました(^u^)
ありがとうございます(>_<)(>_<)(>_<)☆
今日は、当日の様子をお伝えいたします♪
講座は、午前10:00から、川渕研究員の声で始まりました!
今回の第一回目は、23人の受講生が参加し、これから地域づくりのリーダーを担っていく方々になります(^u^)
そして、センターが実施している「まちづくり活動アシスト事業」の23年度助成団体からの成果発表の場もあったことから、一日を通しては、約60人の方々に来ていただきました!
予定よりも多く来ていただき大変嬉しく思っています☆★
同時に、資料が足りなかったり、少し席が窮屈だったかと思います(@_@;)
そこは、改善点でした・・・。
兎にも角にも、足を運んでいただき、本当にありがとうございます(*^_^*)☆
次に、森所長のあいさつがあり・・・
(ブログの後半で、森所長には午後からの講演を紹介してもらいまっす♪)
午前中のメインは、講座の指導講師である㈲邑都計画研究所 代表 前田眞先生の講義です!!
地域づくりを進めていくうえでの、ワークショップの基礎について実践も交えながらお話していただきました。
基本的なことから、技術的なことまで詳しく分かりやすかったです☆
会議のこころ構えとしてまとめているスライドがこちらです!
最後にある”儀式”というのは、例えば、決まったことに対して拍手をするなど、実際に体感することで、この意見はみんなで決めたことだから後で変えることはしないというより強い意識を持つことができるそうです!
また、ペンの使用方法ひとつ取っても、考え得ることがありました!
太さを変化させて使うことであったり、
人の目には、実は黒色よりも青色の方が優しい等、
ペンでさえも状況に応じて使い分けることは、分かりやすさにつながります。
その他にも、企画技法としてブレーンストーミング・KJ法、アイスブレークにいいゲーム方法、プレゼンテーションの仕方なども詳しく教えていただきました!
前田先生の話は何度か聞いたことがあったのですが、今回改めて、前田先生の話には、「相手のことをしっかり考える」ことが根底に強くあるように感じました。
そこを原点として、相手というのが、複数になり、全体になっていき、どんな人が参加しても、意見を積極的に出し合う会議が作られていくのだと思いました。
また、会議の内容もより分かりやすく、皆同様に情報を共有できるスタイルに洗練されていました!
そして、受講生にはその一部を実践してもらいました!
前田先生から指示が出され、それぞれが思ったとおりに用紙に絵を書いていきます。その絵をもとに共通する部分を探して、グループをつくっていくのです!
「三日月書いた人~?」「りんご??」「みかん???」
「何書いたの?」↑あれっ?元研究員の方では・・・
少しずつグループが出来てきましたよ☆
ありゃりゃ、はぐれちゃったんですね(笑)グループ名も”はぐれ鳥”とは…
ここで構成されたメンバーで、これから現地研修でのグループワークを行っていきます(*^_^*)
一緒に頑張りましょー(^O^)/
これから12月までの期間中、その姿をいっぱい撮らせてもらいますネ★☆ミ
午前の部は終了~~~♪
みなさん仲良く、外へご飯を食べに行かれました(@^^)/
昼からは、人数も増えて、地域づくりについて交流と知識をさらに深めていきます☆
まずは、平成23年度まちづくり活動アシスト事業の成果発表です。
発表者に事業の成果をしてもらったのちに、前田先生と人間牧場主の若松進一先生にコメントをいただきました!
まずは・・・
①NPO法人 とべ子育て支援団体ぽっかぽか
【活動内容】
・ランチDAY(月2回ママたちのランチづくり)
・おやつDAY(高齢者とのおやつづくり)
・ファミリーDAY(休日パパランチ教室)
・あったか祭オープンカフェ
②カタリバin宇和島実行委員会
【活動内容】
・社会人や大学生と高校生が語れる場(=カタリバ)を通じて、地域づくりの担い手育成(ひとづくり)
③民話の里 すみの
【活動内容】
・角野地区に伝わる民話や伝説を絵本に作成し、小学校や図書館等の読み聞かせに関係する施設に配布、または会員等で読み聞かせを実施。
④にいはま大島七福芋ブランド推進協議会
【活動内容】
全国に誇れる地域資源である七福芋を使用した、にいはま大島七福芋ブランド商品のPR活動を実施。
↓ステキなPR品です☆
⑤宇和町町並みガイドの会
【活動内容】
・講演会や講習会・座談会
・町並み歩き
・案内マップやDVDの作成 など
⑥JR下灘駅フィールドミュージアム運営委員会
【活動内容】
・まちづくりフォーラム
・観光スポットづくり(通年6回)
・演劇『プラットホームハンモック』
・花まつり
・フォト・コンテスト
みなさんお疲れ様でした=^_^=
前田先生と若松先生からはそれぞれの団体に対してコメントをいただきました!
前田先生は、「活動を継続していくために、新しい目標を設定し、達成していくことが大切」
「やっていることの見せる化などは、言葉が少なくても伝えられる場合がある。」
若松先生からは、「失敗するまちづくりは、地域への夢がないこと、”やらない”と”やれない”を勘違いしていること、地域の人同士が手をつなぎすぎてよそ者が入れないかったり外へ出ていけないこと・・・」など
多くの為になるお話をいただきました(^u^)
発表を通して、担当で司会をした河野研究員に一言もらいました☆
『”まちづくり活動アシスト事業”の目的が、「地域づくりのためのワークショップやイベントの開催、広報資料の作成などの活動を行っているまちづくりグループに対し、活動費の一部を助成する・・・」ということであり、前年度の助成6先の発表を聞くと手段は違っても、どこもが地域を活性化しようという目的は同じであり、アシスト事業の本来の目的は達成できたと思っています。』
河野研究員、ありがとうございます!
みなさん、とても魅力ある発表でした(●^o^●)
参加者の方々を見ていると、みんな顔に「面白い」って書いてありました♪♪(笑)
次は、観光カリスマでもあり、愛媛大学農学部の教授でもある森賀盾雄先生の講演でした。
こちらは、森所長から、概要をまとめたものと、感想を書いてもらいました(^◇^)
所長っ!宜しくお願いしまーすヽ(^。^)ノ
+++++(ここから、森所長にバトンタッチ!)+++++
所長の森です。
講演内容は盛りだくさんで、端的にまとめるのは難しいですが、なんとかチャレンジしてみましょう・・・
森賀教授は現在、愛媛大学農学部で「農山漁村地域マネジメント特別コース」のコース長をされています。
このコースは、農林漁業の低迷により過疎・高齢化が進行し疲弊しつつある農山漁村の再生をめざして、地域の後継者・担い手及びそのリーダーを育成することを目的に設置された特別コースです。詳しくはコチラをご覧ください。
教授はここで、「農山漁村地域マネージャー」の育成に努められており、このコースを『地域再生のための「人材とこと起こしのプラットホーム」にしたい。』と言われています。
今回の地域づくり人養成講座は「農林水産業の振興を通じた地域づくり」をテーマに開催していますが、教授には、このテーマに沿った講演をお願いしました。
講演のテーマは、『「農」・地と知の地域づくり』です。
教授は、『日本の「地力」(日本人の自然と共に生きる精神や、日本の多様な自然が生み出した多様な文化などにより構成される。)と、ドラッカーの「知力」(ドラッカーの「顧客をよく理解し、製品が顧客にぴったりあって、ひとりでに売れるようにすることが大切」とする顧客第一主義や、「仕事を通じて働く人を生かす」考え方などにより構成される。)を、共に活かした地域創造を進めたい。
そして、「地力」と「知力」の増殖により地域力を上げていくことが重要。』と話されました。
また、『他者との共存を認める「日本的な知」は、異文化に対する許容力を有し、現在主流となっている(西洋風の)「勝者か敗者か」という二者択一的な考え方の限界を超越するものになりうる。』との指摘は印象的でした。
最後に、『現在の公務員は学びが不足しているのではないか?』と、学ぶことの重要性を指摘し、講演を終えられました。
(学び不足の指摘には、私も含め冷汗をかかれた方がいたのではないでしょうか。
講演内容は若干難解でしたが、教授に興味を持たれた方は是非、著書(『産業文化都市創造論』など)をお読みください。きっと、あなたの世界が広がります。)
+++++(ここから徳永臨時研究員にお返しします!)+++++
森所長、ありがとうございました~!
未熟な私にはきちんと理解できていないことも多く、所長の手をお借りしました=^_^=☆
その後、オフライン交流会も開催しまして、多いに盛り上がりましたっ!(^^)!
ハイ、本当に盛り上がりましたっ(^皿^)!!
過去受講生や地域づくり団体の方々、元研究員の方々などたくさん来ていただきました☆
また、地域づくり人養成講座第2回目以降もよろしくお願いしますっ(@^^)/
次回は、宇和島の遊子へ行きます!デスデス!!