みなさん、こんにちは(*^_^*) 研究員の平岡です。
本日は、先日レポートした地域づくり人養成講座「午前の部」に引き続き、「午後の部」をお伝えします♪
午後は、内子町役場小田支所の高本匡介さんによる講義でスタートしましたヽ(^o^)丿
高本さんからは自己紹介も兼ねて、高本さんの好きな木を紹介していただきました(*^^)v
その名も…「ODM48」!!
第4位から発表してくださいました~
(「AKB48」をもじって「ODM48」だそうです。おちゃめですね~(*^_^*))
第1位はミズナラの木でした☆
☆日本の山の現状~高本さんより~☆
日本の国土の約7割は森林です。森はどんどん太っていくにも関わらず、それを管理する人口が減り、手入れができなくなっています。
わたしたちの自然を維持してくれているのは、山であり木です。
手入れされている健康な山は、木と木の間に空間があり、日光が入ります。そして、たくさんのふかふかした土がつくられます。
しかし、手入れされていない不健康な山は、木と木の間が真っ暗で、昼間でも日光が入らず、草も生えません。その結果、地面の下にふかふかした土がなくなり、雨がしみ込めず、最終的には土砂崩れや洪水が起きてしまいまず。
山の保全、山村の活性化無くして、私たちは山には住めません。
下流地域では、渇水が起こる可能性もあります。
イベントでたくさんの方に小田に来てもらうのはもちろんうれしいのですが、最終的には担い手を増やすことを考えながら、山の保全に取り組んでいます。
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さて、いよいよワークスタートです☆
みんなで、「たくさんの人々を引き付けられる、魅力ある山村」をつくるために必要なことを話し合い、提案できるようにまとめていきます。
こちらのチームは高本さんから熱心にお話を伺っています(^o^)
いい感じにまとまってきたようです☆
いよいよチームごとに発表です(*^。^*)
トップバッターは「風林火山」↓
NPO ODAの木協会さんを軸にした、『環境保全型の森林経営』が提案されました。
続いて「三日月めんず」↓
『木こりツアー体験』が提案されました。地域通貨を活用し、ツアー参加者、森林の所有者、地元商店、みんなにお金が循環するような仕組みになっています。
続いて「アップル」↓
『 アップル観光~小田編~』ということで、初級・中級・上級コースの提案がありました。小田の自然を感じる→楽しむ→溶け込むというふうにグレードがアップしていくようです。
続いて「チームむぎ」↓
『出かせぎヨサク』というシステムが提案されました。外から木こりを誘致して、労働力と出荷量を増やしていき、最終的には木こり市場の自立を目指します。
最後は、「Team右肩上がり」です↓
課題を見つけることからアプローチしたようです。誰が旗振り役となり、今ある『せんの森プロジェクト』をどのようにして広げていったらよいかということが発表されました。
高本さんからの講評です。
「受講生のみなさんには、この講座をきっかけに、山村のことを頭に置きながら、いろいろな活動をしていってほしい」というメッセージがありました。
↓前田先生にまとめていただきました(*^_^*)
講座も無事終了☆
待ちに待った交流会の始まりです(^^)
本日のメインディッシュは…
じゃーん!!小田名物 土手焼きですヽ(^。^)ノ
この茶色い土手の部分はぜーんぶおみそなんですよ(゜o゜)!!
真ん中のお魚は、アメノウオです。
深山荘のおかみさんに、土手焼きの調理方法を教わっています。
野菜でふたをし、だし汁を加えてぐつぐつ煮ていくそうです(^^)
講座も3回目となり、受講生同士、熱いトークが繰り広げられていました。
最後はECPR職員でお片付け~♪
お天気も心配される中、小田での講座も無事に終えることができました(*^_^*)
講師のみなさん、受講生のみなさん、大変おつかれさまでした。
次回は、今月28日土曜日、東温市で開催です☆
テーマは『お米づくりが里山風景を守る』
次回のレポートもお楽しみに~(*^^)v