研究員ブログ

いまばり「町のおもいで写真展」開催!

昨年度の当センター主催の「地域づくり人養成講座」の修了生が企画する「いまばり、町のおもいで写真展」が、先週9月24日(月)~30(日)ま で間、今治テクスポートで開催されました。開催期間中の来場者は延べ618名で、当センターのまちづくり活動アシスト事業の支援助成を受けて行われまし た。
この写真展は、昨年度の当センター主催の「地域づくり人養成講座」の受講がキッカケで、自分たちが住んでいる今治のを再認識してもらたいたとの想いで開催 しました。当初は準備不足で、勝手なおもいさきで始めたような写真展でしたが、さてフタをあけると多くの人が来場し大好評でした。

いまばり、町のおもいで写真展1

いまばり、町のおもいで写真展2

今年の写真 展から、私の一押し、二押しの写真を紹介しましょう。
まず、昭和30年代の「蒼社川の染糸の乾燥風景」です。
まるで、写楽の浮世絵のような感じで、水面に映り綺麗ですね。

蒼社川染糸の感想風景(昭和30年代)

続いて、私の敬愛する民俗学者である”宮本常一風”の写真です。
昭和30年代の玉川での風景ですが、友達とのビクニックでしょうか?
何を食べてるんでしょうか?
芋かな、バナナかな?
懐かしい木製のミカン箱に”昔”と書いてあるのがいいですねぇ!

玉川にて(昭和30年代)

さて真打ちの登場です。
迫力ある牛の写真で、なんとも立派な牛ですねぇ。
首にメダルが4個かかっています。チャンピオン牛なんでしょうか。
富田地区は、昭和30年代畜産が盛んで、多く乳牛が飼われていたそうです。
写真展を開催している”うずの鼻”のメンバーである越智正人さんの家にあった写真です。今治市の農業の歴史を感じさせる一枚です。

玉川にて(昭和30年代)

この写真展は、当センターのまちづくり活動アシスト事業の支援助成を受けて行われており、このあと10月21日(日)に催される今治の「湯ノ浦まつり」、11月上旬に今治スピカ、年末には今治テクスポート、年が明けて2月に波 止浜公民館で写真展を開催する予定です。

最後に会場で見かけた”うずの鼻”のメンバーを紹介しましょう。

うずの鼻のメンバー

向かって、左から村上太さん、越智保緒さん、越智正人さんです。

写真で見かけたら、声をかけてあげてください。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 清水和繁)