研究員ブログ

「アンテナショップ」考

先日、松山市のロープウェイ街にある「霧の森(四国中央市新宮町)」のアンテナショップを訪れる機会があった。

この「霧の森」の一番人気は「霧の森大福」。筆者もそれがお目当てでこのお店を訪問したが、すでに売り切れとなっていたので、大福のかわりに「霧の森羊羹」を購入した。ついでに、お店の方にお聞きすると、「霧の森大福」はだいたい1日につくる分はすべてほぼ毎日完売するとのことだそうで、このあたりに人気の高さを目の当たりにした。

また、神奈川県小田原市にある「鈴廣かまぼこ」さんでは、横浜市の商業地区にあたらしい食感を楽しめる「FCハンバーガー」という、ユニークなファーストフード店をオープンさせて、新商品開発に余念がない。

このお店で食べられるハンバーガーのメインは、肉ではなくフィッシュケーキ(略称:FC)と呼ばれる「魚のすり身に野菜をまぜてそれを蒸し焼きにした」ものを使っており、ハンバーガー以外にもライスバーガー、アジフライロール、サンドウィッチなどのメニューも用意されていて、ホームページの写真を見る限り、ヘルシーな感じで若い人や女性客にも受けそうな様子がうかがえる。

さて、愛媛県にも「かまぼこ」や「じゃこてん」があるし、県内のご当地バーガーである「じゃこかつバーガー」なども誕生していることから、蒲鉾協会や漁協などが共同で「かまぼこやじゃこてんを中心とした新感覚の新商品ファーストフード店」を設置して、愛媛のPRをやってみても、ちょっと面白いのはないのかなあと思ったりもしたがどうだろうか。

これを見られた方からは、「設置場所はどうするんだ?」「金はどこが出す?」など、突っ込みどころ満載の提案ですが、素人の発想なので厳しいご意見はご容赦ください。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)