研究員ブログ

父子家庭の現状

先日テレビ番組で父子家庭の特集がありました。ある父と子の実態を放送したもので、状況としては仕事や慣れない家事の両立がとても難しいみたいで務めていた仕事も子供の育児のために仕事が出来ず結局退職することになり、日雇いの仕事で子供を養っているという実態がありました。
仕事を探すにも育児優先で考えた就職先がなく、企業もそのような実態を受け入れにくいのがほとんどです。
「男性は残業してあたりまえ、仕事を優先してあたりまえ」といった考えが社会的にあり児童扶養手当も父子には支給されないといった法律の縛りがあります。
そういった背景から個人で各自治体に児童扶養手当の見直しを図るように問いかけている方もいます。
このことに限らず今一度、机上で論じるのではなく現実を直視した体制づくりを行っていく必要があると感じています。

まちづくり活動部門 研究員 吉良 大助