研究員ブログ

地域づくり人養成講座第5回in伊予市双海町下灘「農林水産業が連携した着地型観光」~午後の部~

こんにちは(^O^)/

前回のブログに引き続き、トーク形式で、地域づくり人養成講座第5回の様子をお伝えしま~す★

前回のブログを読んでいない方は、必ず(笑)そちらを読んでからコチラのブログを読んでください(^u^)♪

 

トークメンバーは3人!

・須山主任研究員  (以下:須)

・檜垣研究員     (以下:檜)

・徳永臨時研究員  (以下:徳)

 

養成講座~午前の部~が終わり、お昼ご飯を愛媛県伊予市双海町の下灘駅で食べているところからです~☆

 

 

下灘駅

 檜: やっぱキレイですねぇ~(@^^)/

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徳: 天気もよく、見晴らしが最高でしたね☆

   この景色と、地元の女性漁協部の人が作ってくださったご飯っ!!

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檜: 魚もたっぷりで、美味しかったですねぇ~☆

 

須: あ!汽車が来た(^◇^)

   この瞬間が、好きなんだよねぇ~☆

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徳: いいですねぇ~♪

   女子大生の子の髪がなびいている感じもイイ(^O^)b★

   その様子を見て、駅の写真を撮っていたカメラマンの方がレンズを向けていましたね♪

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須: 受講生がモデルにっ(@_@)!!

徳: そうなんですよぉ~!

   この方は、東京から来たらしく、全国の鉄道を撮っているみたいですね☆

   (→鉄道写真どっとネット

 

 

須: ご飯を食べて、落ち着いたら、バスで人間牧場へ移動~!

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※「人間牧場」とは、愛媛県伊予市双海で観光カリスマとして有名な若松進一先生が設置された場所です。

檜: 途中からは、歩いて人間牧場に行きましたね!

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須: もうすぐ海が広がって見えるぞっ!

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徳: おぉ~~~☆

檜: 素敵な場所に、人間牧場はありますね♪

 

人間牧場

徳: 人間牧場についたら、女子みんなでポーズっ(^O^)v

   私も、もう女子大生ではありませんが、仲間に入れてもらいました(笑)

須: 花があっていいですね(@^^)/(笑)

檜: ここには、地元の方・子どもたち、地域づくりをされている人など、様々な人が訪れているようですが、みなさんリラックスされる場所となっているみたいですね☆

 

 

檜: さてさて、本題の冨田講師のお話ですね!

養成講座 冨田さん

<冨田さんのお話> 

冨田さんは、東京生まれで、他県での暮らしも経た後、東京で広告代理店に就職しました。営業マンとして、首都圏で大変活躍されていたそうです。一昨年に新たな会社を立ち上げようと考えていたところ、震災が起こってしまい、それをきっかけに田舎で家族と暮らすことを決めました。たまたま、「地域おこし協力隊」(総務省)を知り、東京から愛媛県伊予市双海町に来ました。

地域おこし協力隊とは、2009年に総務省が策定したもので、都市に住む人が、地方に赴いて、地域協力活動に携わる人々のことです。任期は1~3年ですが、その後は移住・定住して欲しいという意図もあります。

冨田さんの住み始めた双海(ふたみ)は、伊予灘という海に面し、壺神山(970m)という山もあり、自然豊かです。5つの無人駅(下灘駅を含む)がある双海は、人口4500人で、高齢化率は38%です。以前住んでいた東京ではコミュニティは希薄ですが、こちらでは近所づきあいがしっかりあります。

このような双海で、冨田さんはすでに多くの活動をされてきました。

・しもなだ「駅フォト」コンテスト

・鱧カツバーガーの開発・販売

・モニターツアー「ふたみをぞぶろう」

・まちづくり学校 双海人(ふたみんちゅ)の取り組み

・紙芝居&ウクレレショー          

 などなど、取り組まれている活動はた~くさんあり、写真で紹介していただきました。(見入ってしまい写真を撮ってません…(汗))

 

徳: 冨田さんは、去年の4月に来られたんですよね。

   地元の方とすごく関わっていることが今日の現地研修や講義のお話で分かりましたね~☆

檜: 双海の魅力を発信する力も凄いですよね(@_@)!

須: 冨田さん自身は、モニターツアーの企画や、鱧(ハモ)の知名度を高めたり等の活動をしていますね。

   チラシづくりなどのPRの仕方は、目を惹きますよね(^^)

 双海をぞぶろう!  [モニターツアーのチラシ] 

 ハモまつり 双海   [鱧祭りのチラシ]

檜: さっき行った「下灘駅」を中心にコンサートなど色々な活動もされていますね(^^)

徳: 冨田さんは、JR下灘駅フィールドミュージアム運営委員会のメンバーでもあり、最近で言えば、下灘駅で「しもなだ駅フォトコンテスト」や「紙芝居&ウクレレショー」の活動をしていました!

   Facebookなどでも、かなり情報を見かけましたね☆

須: 地域にある資源をどんどん活かし、発信していっていますよね!

 

 檜: 双海の魅力は、コーディネーターの前田先生が、冨田さんの話を聞きながらまとめてくださいました!

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檜: ボード右側の四角に囲まれた青文字のものは、双海で行われている魅力や活動です。

   双海には、本当にたくさんの魅力がありますね(@^^)/ 

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徳: 冨田さんのお話を聞いて、今度はグループワーク!

   いい発想ができそうな場所ですよねぇ~~~ヽ(^o^)丿

檜: 具体的なターゲットを決めて着地型観光のプランをグループごとに考えました。

 

以下の点に気を付けて、双海にお客さんが来るプランを考えました。

①双海の魅力って?

②お客さまは誰?

③どうやって伝える?

④どうやって呼びこむ?

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 <りんごチーム>

 「ハイ、ふたみんchu★」と写真を撮るなどして、カップルを対象に1年中楽しめる無駄ないプランを作成!カップルも失恋した人も、通年来れるように景色を見て回ったり、プレゼントを用意したり等の何度も来てもらえるように考えた。既にある「ラブじゃこてん」も活かす☆

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 <スカイチーム>

女子、特に、カメラ女子、鉄子(鉄道好き)などをターゲットに女子旅プラン「双海ガール トリップ」を作成☆双海の魅力、夕日や下灘駅、景色に合わせて、それに興味のある女子を対象に呼びこむ。楽しく、気軽に来てもらえるよう、お洒落なデザインにしたり、レンタサイクルができるようにする。

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 <はぐれ鳥チーム>

 食にお金をかける人を対象に、キッチンカーを利用して、交流人口を増やし、定住人口の増加につなげる案「食とロケーション」をテーマに作成☆キレイな所で、美味しいものを食べられる双海で、地域住民と双海ファンを元気にしたい!

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 <みかづきチーム>

双海町の魅力は、松山から近いところに豊かな自然があること。それを他地域(中島、ふわり等)と比較して、再発見し、大学生(合宿をする学生)を対象にマリンレジャーをしてもらう案を作成☆生の大学生の視点を活かして考えた。

 

須: 若松先生の等身大パネルが、存在感あるなぁ~~~!!

徳: 目がそっちにいっちゃいましたね(笑)

 

 

檜: グループワークをして、発表をした後に、前田先生が、辛口コメントしていましたね。

徳: もっと着地型観光のプランをパワーアップするには、自分が惚れ込んだ双海の魅力をきちんと決めて、出していかないと!っていう話でしたね。

須: ターゲットの絞り込みをもっとして、イメージをはっきりと持つことが大事という話もあったね。

 

 

徳: 最後に交流会で行われた若松先生(夕日亭大根心)の落語!

若松先生 

檜: 面白くて、聴き惚れてしまいましたねぇ~(^u^)  

徳: 若松さんは、双海町に活気をもたらすために、多くの人とつながったり、町の幸せを考えて、様々な活動を続けてきた方なんですよね!

須: そうだね。双海には、元気な人がたくさんいるよね!

   午前・午後含めて現地のことを知りながら、この地域がどうしたら良くなるかを、具体的に考える最後の講座として、とても良かったんじゃないかなぁ~♪

徳: 現地に訪れることで、思わぬところで、地元の人のお話が聞けて学びになったり、逆に、地元の人が持っていなかったアイデアを受講生が出したりなどの化学反応が起きて面白いですよね!

檜: 地元のハモ鍋なども、美味しくいただけて、実りある1日になりましたね♪

 

 

チャンチャラチャンチャラチャンチャン~

こうして、深い暗闇と夜空の星に囲まれて、人間牧場での夜は更けていったのです。