研究員ブログ

夕焼プラットホームコンサート

先週、フジテレビ系の番組ザ・ベストハウス123を見ていると「一度は降りてみたい!日本の美しい無人駅BEST3」が紹介されていました。なんと第2位に私の地元、下灘駅が紹介されたのです。

この下灘駅ですが、青春18キップにも再々登場し、鉄道ファンにはかなり有名な駅になっています。高校時代、松山に通学するためこの下灘駅を利用していた私にとって自慢できる地域の宝物なのです。

さて、この下灘駅はテレビドラマやCM等のロケ地として有名になっていますが、双海町の夕日によるまちづくりの最初の一歩を踏み出した場所でもあります。22年前に、海岸線を走る予讃線が 山間部を走る内山線の開通により、駅の利用客が減ると廃線になるのではないかとの危機感から当時産業課の若松進一さんらの手によって駅のプラットフォームを会場としたコンサートが行われたのです。それ以来、夕日が主役のコンサートとして県内外に知れ渡り、プロとアマのミュージシャンが夕日に染められた伊予灘を背に熱唱します。観客までの距離も近く、会場が一体となって最後の「双海恋歌」の歌い上げます。

先般、伊予市双海地域事務所を訪れた際に、愛媛県まちづくり総合センター(えひめ地域政策研究センターの前身)に出向されていた伊予市職員の大谷さんにお会いしました。大谷さんはその晩開催される夕焼プラットホームコンサートの実行委員会の準備をされており、アマチュアバンド2組を実行委員会で選出されるとのことでした。チラシができたら送付して欲しいとお願いしていたところ、早速チラシが届きましたのでこのブログを通して皆さんにご紹介します。

今年のプロゲストは「グックル」。優しく包み込むピアノサウンドと透き通る歌声が特徴の2人組です。聞く人の「心のよりどころ」をテーマに活動している彼らが、しずむ夕日とどんなコラボレーションをしてくれるのか楽しみです。

会場周辺には、駐車場が少ないので、JRを利用して来られるのがよいかと思います。詳しくは下記のチラシをご覧ください。

チラシ

(文責 まちづくり活動部門 研究員 松本 宏)