研究員ブログ

愛媛県西予市がオリジナルwebドラマを製作中!

 愛媛県の南予西予市において、市の魅了を広く発信するため、平成22年8月より西予市Web連続ドラマ「12ヶ月の詩」の製作が行われています。ホームページでは、市内のイベント、観光、まちおこし事業等、各種情報や告知を掲載し、西予市の様々な魅力を発信しています。平成22年8月から平成23年7月まではドラマの予告編及び製作風景の紹介となっており、平成23年10月から平成24年9月までで完成したドラマを1話ごとに月ごとにホームページで公開していきます。ホームページ公開と並行して、各種イベントや行政施策等を連動し「まちおこし」の一環とする取組みもなされており、自治体がweb連続ドラマとして情報発信するユニークな取組みとなっています。興味のあります方は、ぜひご覧ください。

       西予市

URL:http://seiyo-city.jp/

               (研究員 三好進祐)

(財)えひめ地域政策研究センター設立10周年記念講演会開催について

 (財)えひめ地域政策研究センターは、(財)愛媛県社会経済研究財団と(財)愛媛県まちづくり総合センターを統合して、平成12年に設立され、今年4月で設立10周年を迎えました。設立10周年を記念し、講師に元総務大臣・増田寛也氏を迎え、講演会を開催します。参加料は無料となっており、ふるってご参加ください。なお、詳細につきましては、下記のURLをご参照ください。

参照URL:http://www.ecpr.or.jp/info/index.html

                (研究員 三好進祐)

平成22年度「地域づくり人養成講座」

 平成22年5月21日に募集が終了しました「平成22年度地域づくり人養成講座」の開講式及び地域づくり専門講座が6月25日に開催されます。今年度、日程の都合等で参加できなかった方も来年度参加していただければと思います。

     平成21年度「地域づくり人養成講座」の様子
     平成21年度「地域づくり人養成講座」

                (研究員 三好 進祐)

高知県における温室効果ガスの排出

 1月28日(木)の日本経済新聞において、高知県の2007年度における温室効果ガス排出量が1990年度対比で5.2%削減されたことが掲載されていた。産業部門、民生部門は増加したが、農業・廃棄物部門が減少したのに加え、間伐による森林吸収量の増加が寄与したそうである。1月6日(水)に同じ日本経済新聞において、愛媛県の2007年度における温室効果ガス排出量が掲載されていたが、13%増加となっていた。高知県では、オフセット・クレジット(J-Ver)の導入を実施し、地球温暖化防止に積極的に取り組んでいます。愛媛県においても、多くの森林が賦存していることから、オフセット・クレジット等の利用により、地球温暖化防止先進地となるべく、その取組みの実施を期待しています。

(企画研究部門 研究員 三好進祐)

カーボンフットプリント

 2月1日より、カーボンフットプリントマークを貼付した製品が、全国の店頭で販売されることとなりました。

 カーボンフットプリントとは、低炭素社会実現への取り組みの一環として、製品の原材料調達から廃棄・リサイクルに至るライフサイクル全体において排出される温室効果ガスをCO2量に換算しわかりやすく表示するもので、経済産業省等が、本年度より試行的に実施しており、温室効果ガス排出量の「見える化」によってその削減を進めていこうという取り組みです。

 今回、第一号として2月1日より店頭販売される製品は、ウインナー及びロースハムの一部で、これらの製品については、カーボンフットプリントの算定結果及び表示方法に関して検証が行われ、その内容が適正と判断されたため、次のようなカーボンフットプリントマークを貼付した上で製品を販売することが認められたものです。

curbon_02  curbon_01

 このマークの製品の場合、ライフサイクル全体でCO2量に換算して638gの温室効果ガスを排出していることになります。先行して実施しているイギリス、フランス等では文字通り「フットプリント(足跡)」のマークだったようですが、日本では、「食品に足で踏んだ跡?」ということでこのようなマークになったようです。

 低炭素社会では、原産地、原材料の表示と同じくらい、広まっていくのかも知れません。

(企画研究部門 政木輝彦)