研究員ブログ

「ゆるキャラ」カップ開催!

今日の記事は愛媛県の話題ではなく、鳥取県の話題です。

みなさんは「ひこにゃん」というキャラクターをご存知ですか?
知らない人もおられるかもしれませんので説明いたしますと、「ひこにゃん」とは、滋賀県彦根市にある彦根城の築城400年を記念して実施されているイベントのキャラクターのことを言います。

「ひこにゃん」はその愛くるしい姿から400年祭そのものよりも人気があると言われているほどで、まもなくイベントが終了しますが、「ひこにゃん」の存続運動が起きており、このほど彦根市の特別住民票も発行されたそうです。

そんな「ひこにゃん」たちのような、イベントなどのキャラクターでかわいくて、やさしいんだけど、どこか変なキャラクターのことを、「ゆるキャラ」と呼ぶそうです。

そんな「ゆるキャラ」たちの中で、それぞれの出身団体やイベントの意地とプライド(?)をかけてナンバーワンを決めるという、なんともユニークなイベント(運動会)が、昨年から鳥取県の鳥取砂丘を会場に開催しているのです。
 
それが11月11日(日)に開催された「第2回ゆるキャラカップ(主催:鳥取県観光連盟主催)」です。
 
http://www9.ocn.ne.jp/~kanren/fileyurukyara02-yokoku.htm
 
このイベントでは、ぬいぐるみを着た「ゆるキャラ」のメンバーが鳥取砂丘でさまざまな競技に挑戦して勝負を競うというモノです。過去のイベントの様子をうつした上記サイトを拝見していると、マスコットキャラクターの意地とプライドをかけて勝負しているのが妙に笑えてしまいます。

ただ、それと同時に実際に「かぶりもの」を身につけてイベント出演のアルバイトをしたことがあります私としては、たいへん重労働な仕事であることを知っているだけに、その中でこんな競技をするなんてたいへん尊敬してしまいます。

今年の気になるその様子はコチラ↓

様子1

※なんとも愛らしい様子

様子②

※審査員さんも大笑い

優勝

※賞状をもらっているのは、生涯学習フェスティバルのキャラクター「マナビイ」です。

このイベントには残念ながら愛媛県からは参加しているキャラクターはなかったようですが、愛媛県にどんな「ゆるキャラ」がいるかご存じですか?けっこう奥が深いですよ。
 
愛媛県内のおもな「ゆるキャラ」

・坊ちゃりん(松山競輪)
・あいピー(愛媛県の献血マスコット)
・オレンジェル(愛媛産かんきつマスコット)
・伊予のひめ丸(伊予牛「絹の味」マスコット)
 
などなど。このほかにもたくさんあります。最近でいいますと、宇和島市商工会議所が同市出身のイラストレーター「カナヘイ」さんにお願いして、牛鬼のキャラクター「もーに」ちゃんを制作しています。県内のさまざまなイベントに参加したときに「ゆるキャラ」にも注目してみてくださいね。

しかし、そういうキャラクターたちを同一種目で競わせようという発想がおもしろいですね。これぞ地域づくりにおける「バカモノ」の視点といったところでしょうか?

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)