観光カリスマ塾のご案内

ご覧になった方も多くいると思いますが、本日の愛媛新聞にWEBサイト「自悠くらぶ」が紹介されています。この「自悠くらぶ」では、旅・巡・音・感・味・財・住・健の8ジャンルに分かれ、さまざまな分野で活躍する「案内人」が、旅や音楽といった趣味を楽しむコツ、田舎暮らしの魅力、住まいづくりのポイントなど、シニア世代に向けた情報を発信していくそうです。

「感性を磨く(Emotion)」のコンテンツで、案内人を当センターの清水研究員(気象予報士)が担当し、日々の暮らしに根ざした気象の話題を「お天気よもやま話」として提供されます。また、同じコンテンツで、人間牧場主宰の若松進一さんが、田舎暮らしのノウハウ、楽しみ方をつづる「人間牧場だより」を話題提供されます。聞く所によると月1・2回程度の更新だそうですが、ネタが豊富な両名は、どのくらいの頻度で更新するか楽しみなところです。

自分のブログの更新も忙しい若松さんですが、11月に国土交通省が主催する「観光カリスマ塾」の塾長を務めることになりました。

11月15日・16日の両日、伊予市双海町で「地域資源を生かした観光のまちづくり」をテーマに開催します。若松さんの講演以外にも、私設公民館「煙会所」や翠小学校・シーサイド公園(夕日鑑賞会)の現地視察、双海の肴で交流会、人間牧場での「夕日寄席」など若松さんの魅力を探る企画となっています。

詳細及び参加申し込み方法は、国土交通省のホームページでご確認ください。募集人数が20人程度になっていますので、希望者は早めに申し込んでください。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 松本 宏)

愛媛の郷土料理を全国区にしよう!

今年の3月末まで当センターの主任研究員をされていた井石さん(現在:宇和島地方局商工労政課商工労政係長)から、「ぜひとも宇和島鯛めしをはじめとした愛媛の郷土料理を全国区にしたいので当センターでも応援してほしい」という依頼がありましたので、さっそく今日の研究員ブログでご紹介いたします。みんなで愛媛の郷土料理を全国区にしよう!

以下は、宇和島地方局南予活性化支援チームから寄せられたお願いの文章です。

農林水産省では、本年度、全国各地の農山漁村で脈々と受け継がれ、かつ「食べてみたい!食べさせたい!ふるさとの味」として、国民的に支持されうる郷土料理を「郷土料理百選」として選定し、それにまつわる歴史文化、レシピ、伝承活動なども併せて国民の皆様に発信しながら、食文化を通じた地域振興を図ろうとしています。

また、これに併せて、9月1日~10月10日の間、百選選定の参考となるウェブでの人気投票を実施しています。

現在、宇和島地方局南予地域活性化支援チームでは、地元の飲食店と協力し、「宇和島鯛めし」を中心に、宇和島圏域の郷土料理を活用した地域活性化を模索しており、百選への入選をてこに、様々なイベントを展開し、宇和島の郷土料理を全国区に押し上げたいと考えております。

つきましては、ぜひ、郷土を愛する皆様にも上記投票に御参加いただき、「宇和島鯛めし(愛媛038)」を始めとする愛媛の郷土料理に御投票いただきますようお願い申し上げます。(1人あたり、県内分3票、県外分3票の投票権があります。)

投票はこちらからできます。

農林水産省サイト「農山漁村の郷土料理百選」

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)

地域づくり人養成講座(第4回)

9月22日(土)、地域づくり人(びと)養成講座の第4回目の講座が松山市の西垣生(にしはぶ)地区で行われました。

今回の講座のテーマは「地域福祉」。
高齢者や「障害」をもたれている方が地域の中で人らしく生きていける地域をつくっていくということはどういうことなのかについて、地元の地域づくりグループである託老所「あんき」の取り組みをとおして学習をすすめました。

この日の学習では、これまでの内容とは異なり受講生全員が「一日新聞記者」となって、地域を取材して聞き取りした内容をもとに紙面にまとめる「地域福祉新聞」づくりを行いました。

講座のはじめに清水研究員から講座の趣旨説明を行った後、託老所「あんき」の中矢代表から「あんき」の活動の概要について説明をしていただいたのち、垣生地区の地域性についてお話いただきました。

趣旨説明 中矢さん

※趣旨説明の様子(左)と託老所「あんき」の中矢代表(右)

その後、受講生は2班それぞれにわかれて地域に入って取材活動を開始しました。受講生が最初に訪れたのは中矢代表が運営されている託老所「あんき」。「あんき」は「指定居宅介護支援事業所」です。受講生はあんきを利用している方々にいろいろと質問をしていました。

あんき全景 基本理念

※託老所「あんき」全景と中矢さんの「あんき」への思い

あんきの取材活動の様子 

※あんきでの取材の様子

その後、受講生のみなさんは地区内をそれぞれ取材活動をしていた模様で、取材活動の合い間に同じ地区内の別の施設「こんまいあんき」で開催されているコミュニティレストラン「心のテーブル」で昼食をとりました。

この「心のテーブル」は年に数回実施しているもので、地域のお年寄りにあつまってもらいボランティアグループや子どもたちが料理でおもてなしをして三世代交流を図るというものです。このコミュニティレストラン「心のテーブル」に関しては、株式会社バッフォの稲田さんにもお世話になりました。

こんまいあんき

※コミュニティレストラン「心のテーブル」の会場
(こんまいあんきにて)

子どもたちもおてづだい

※子どもたちもお手伝い

食事の様子

※食事の様子

食事のあと、受講生のみなさんは取材活動を再開し、地区内をいろいろまわっていたようです。

この西垣生地区の特徴は、狭い路地が多く、地区内にはたいへん同じ姓の方が多く(「中矢」など)、それぞれを下の名前で呼び合うそうですが、それとは別に屋号もいくらか残っているそうで(ただ家の軒先に屋号を見ることが残念ながらなかったです)、松山市内の中心部とは異なるコミュニティのつながりを感じる地域ということでしょうか。

また一方で、新しい家と「あんき」のような古民家や古い家屋が並んでいるなど、古いものと新しいものが混在しているといった「温故知新」といった表現が正しいのかもしれません。

そんな西垣生地区の取材を終えた受講生のみなさんは、当番のファシリテーターを中心としてさっそく「福祉新聞づくり」に取り掛かりました。

作業の様子2 作業の様子

※新聞づくり作業の様子

新聞1 新聞2

※できあがった福祉新聞 

それぞれの班ができあがった「地域福祉新聞」を説明したのち、中矢さんに講評を含めて「ちっちゃなちっちゃな地域福祉の確立を目指して」と題して「あんきの目指すもの」について講話をしていただきました。

講話

※講話の様子 

中矢さんのお話の中では、なぜ「託老所あんき」や「こんまいあんき」で行われている活動が普通の民家をつかっているのかということを説明していただきました。そこには高齢者も障害をもっておられる方も、どんな人であってもひとりの住民であり生活者の一人なんだという思いがつまっています。

また、託老所「あんき」はバリアフリーという考えも敢えて取り入れていません。築80年の家ですので敷居は高いし、室内いたるところにでこぼこがあります。しかし、たとえば玄関の敷居をまたぐというその行為そのものが生活リハビリとなるという思いがあるからです。ここにも「ふつうの暮らしができる託老所」という考えが根底にあります。

そして、心のテーブルが「託老所あんき」とは違うところで催されるのにも理由があります。たとえば、いつも同じところで食事をとるのではなく、たまには違うところで外食をと思うことがあります。それはどんな人でも同じです。そういう生活者の思いを大切にして、いつも利用する「託老所あんき」とは別の場所で食事をとるようにしているのです。

年をとっても住み慣れた地域で自分らしく生きて、そして死にたい。それがみんなの願いであり、それをどう地域が支えていくか、それが「地域福祉」であると中矢さんは述べられました。中矢さんの言う「地域福祉」の根底にある「人が人らしく生きて、死にたいと思う地域づくり」という考えは、それはまさしく「人権」のまちづくりともいえるのではないでしょうか。

今回の講座は所長以下、センターの研究員を含めてたいへん勉強になったという感想が多かったように思います。次回の養成講座は10月24日(水)に内子町大瀬地区を訪問して学習を行います。また、今回の地元受け入れをしていただいた託老所「あんき」の取り組みについては、こちらを参照してください。

なお、今回つくった福祉新聞は場合によれば再編集をしてセンターのWEBで紹介する予定ですのでお楽しみに。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)

団塊世代はどの程度移動するか

「愛媛ふるさと暮らし応援センター」が当センター内に開所され、ポータルサイト「えひめe移住ネット」を新設し、団塊の世代の方を中心とした移住・交流の支援・促進に向けたサービス提供を開始して2週間あまりが過ぎた。

現在、当センターが行っているような県単位の団塊の世代の移住・交流を促進・支援する事業は全国的に行われるようになっており、北海道、沖縄県、長野県の移住人気先の御三家のほか、島根県や茨城県、山梨県といったところも移住・交流促進に向けた取り組みが熱心なところといわれているようで、愛媛県は全国的にいえば「どちらかというとやや後発の部類」のようである。

さて、そんな団塊の世代の移住・交流促進に関して動き始めたばかりの「愛媛県」であるが、

「全国の県庁所在地を比較する中で最も家賃が安いのは愛媛県(松山市)」

というプラス材料(ただ、とあるテレビ番組で放送されていただけで、筆者はこれについては確証を得ていないので参考情報と思っていただきたい)もあり、これからでも十分に巻き返すことが可能な「興味深いデータ」がひとつあるのでご紹介したい。

以下は、「2015年までに見込まれている団塊世代のシェア変動でランキングしたもの」のうち、団塊の世代の流入傾向が強い都道府県ベスト10である。

第1位 千葉県

第2位 鹿児島県

第3位 福岡県

第4位 茨城県

第5位 長野県

第6位 熊本県

第7位 青森県

第8位 高知県

第9位 愛媛県

第10位 宮城県

これは、大和総研が「都道府県の将来推計人口」(2002年3月推計、国立社会保障・人口問題研究所)をもとにした将来の都道府県別団塊世代人口の見通しについて調査したレポートに紹介されていたデータの抜粋であるが、これを見ると愛媛県は第9位という上位にランクされていることがわかる。

また、非常に意外だったのは移住先進地といわれる「沖縄県(19位)」や「北海道(21位)」が上位にランクインしていないという事実である。その理由についてはこのレポートにかかれていなかったため詳細は不明であるが、これから団塊の世代の移住・交流を積極的にすすめていこうとしている愛媛県にとっては心強いデータであることには間違いない。

実際のところ愛媛県への移住について、どれくらいのニーズがあるのかということは調査したことがないのでなんともいえない部分もあるが、団塊の世代のセカンドライフの地として「愛媛県は経済的・社会的に人々を引き付ける一定の力がある」とこのデータから言えるのではないだろうか。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)

メイド・イン愛媛2007

愛媛県は、全国有数のおでん消費県だって知ってましたか。そういえば、うどん屋やラーメン店に行くとサイドメニューにおでんがあますよね。また、おでんダネにも県産のじゃこ天を入れたり、からしにおでん専用の味噌を使ったりしていますよね。

9月15日(日)にアイテム愛媛で開催された「メイド・イン愛媛」に谷本研究員と行ってきました。このイベントは、県産品や県内工業製品の販売拡大を目指す商談会として、愛媛銀行・愛媛県が開催したものです。前日の14日から2日間の開催で、初日の商談には、大手量販店や百貨店など約1,000社の参加があったそうです。商談コーナーも広く確保されていて、約4,400件の商談が行われたそうです。

15日は一般に公開されていましたので、興味本位に会場に入りました。会場は「食」「アグリビジネス」「ものづくり」「環境」「学校関係」「経営サポート」の6つのゾーンに分かれていました。

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(ゾーン毎に商品が紹介されていました)

もちろん私たちは、朝食抜きでの会場入りでしたので、真っ先に食ゾーンへ突入。ほとんど全店舗の「試食」をさせていただきました。その中で、冒頭のおでんの話になったのです。全国でB級グルメでまちおこしが活発に行われている昨今、「おでんでまちおこし」もありかなと思った瞬間でした。今売り出し中の八幡浜チャンポンも来ていて、試食には多くの人が並んでいました。

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(八幡浜チャンポンを紹介する会社)

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(特設コーナーでは、寿司カウンターが設けられ無料で試食)

他のゾーンも覗きましたが、県内にはこんなに企業があるのと思うぐらい148ブースそれぞれに特色のある展示になっていました。

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(菊間瓦で暦を抜き取った工芸品と地産地消のコロッケ)

新たな県産品の発掘を目指し、日夜、企業努力をかさねている皆さんに敬意を表する1日でした。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 松本 宏)